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ホテルや旅館などの館内施設の混雑状況を可視化、「AdvanceD IoT混雑検知システム」リリース

 株式会社デバイスエージェンシーは4月1日に、「AdvanceD IoT混雑検知システム」をリリースした。ネットワークカメラの映像を通じて人数をカウントし、クラウドに情報をアップロードすることでリアルタイムの混雑状況を把握できるという。

「AdvanceD IoT混雑検知システム」は、AIネットワークカメラで検知した宿泊施設内のレストランや大浴場などの混雑状況をインターネット経由で確認できるシステム。宿泊客などのゲストは自身のスマートフォンで、従業員は業務用のパソコンやスマートフォンから混雑状況をリアルタイムで確認できるという。同サービスを利用するには、カメラの映像を通じて人数をカウントしてクラウドに情報をアップロードできるAI人数カウントIoT端末が必要になる。既存のネットワークカメラを利用して同システムを導入可能だが、利用しているカメラが対応しているかどうかについては、同社に問い合わせが必要とのこと。

 同システムでは、リアルタイムの混雑状況の提供に加えて、混雑しやすい時間帯や空いている時間帯など混雑の傾向をテキストでゲストに表示できる。これにより、ゲストは混雑する時間帯を避けるなど、滞在中の行動計画を立てやすくなる。

 施設運営側も、例えばレストランやチェックアウト時のフロントにおける混雑傾向の情報をゲストに案内することで混雑の緩和につなげられるほか、混雑状況をもとにスタッフの配置を最適化するための判断材料として活用できるとしている。

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