ASTRA FOOD PLAN、VERTERE、ユーグレナがホップ再利用ビール「サステナブルホップビール」共同開発
フードテックベンチャーのASTRA FOOD PLAN株式会社は3月26日に、クラフトビールメーカーのVERTERE合同会社とバイオベンチャーの株式会社ユーグレナと共同で、ビール製造の過程で廃棄される使用済みホップをアップサイクルしたホップ再利用ビール「サステナブルホップビール」を開発したと発表。同日からクラウドファンディングを開始した。支援者向けに限定醸造の同製品を提供するという。
3社による同プロジェクトは、ビール製造時の食品残さを価値化し、廃棄ゼロを目指した取り組みの一部という。第一弾として、これまで活用が難しかった使用済みホップに着目したとのこと。3社の役割としては、VERTEREが使用済みホップの提供およびクラフトビールの製造、ユーグレナが未利用資源のアップサイクルに関する知見・ノウハウの提供、ASTRA FOOD PLANが使用済みホップの乾燥を担った。
また、使用済みホップをASTRA FOOD PLANの過熱蒸煎技術で乾燥・殺菌して「ホップぐるりこ」に加工し、ビール醸造の一部に使用。通常の乾燥機では長時間乾燥するためホップの香りが飛んでしまうとのことだが、ASTRA FOOD PLANの特許技術「過熱蒸煎機」では5秒~10秒という短時間で乾燥と殺菌が可能なことから、風味の低減を抑えることができたという。
同社によると、使用済みホップを乾燥させて再利用したクラフトビール醸造は、国内では初めての取り組みだという。今後は、ビール製造時の残さとして使用済みホップよりも発生量が多い「麦芽かす」についてアップサイクルの取り組みを実施していく予定だという。
「サステナブルホップビール」は3月26日からクラウドファンディングサイト「Makuake」にて販売を開始するとのこと。詳細はプロジェクトページを参照。
※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと実施されます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。

























