Apple Musicは3月25日(現地時間)、「Apple MusicでDJプレイ」を導入したことを公表した。この新機能により、主要なDJソフトウェアおよびハードウェアプラットフォームであるAlphaTheta、Serato、inMusicのEngine DJ、Denon DJ、Numark、RANE DJと統合、Apple Music加入者は1億曲を超えるカタログから直接セットを構築しミックスできるようになるという。さらに、Algoriddimのdjay Proソフトウェアと初めて統合されることが公表され、クリエイティブなワークフローが一層強化されることになる。
Introducing, DJ with Apple Music. Build and mix your sets directly from Apple Music’s library of over 100 million songs. Get started now: https://t.co/SYap2RRBQTpic.twitter.com/6YYLuF0ujK
— Apple Music (@AppleMusic) March 25, 2025
この統合により、初心者からプロまであらゆるレベルのDJがApple Musicの膨大な楽曲ライブラリに簡単にアクセスし、それぞれのプラットフォームでセットを作成・練習できる環境が整った。
Apple Musicのダンス、エレクトロニック、DJミックス部門のグローバル責任者であるスティーブン・キャンベル氏は、「Apple MusicはDJをサポートすることに全力を尽くしています。この最新統合により、業界をリードするプラットフォームとシームレスに連携し、DJはこれまで以上に簡単に音楽にアクセスし、再生し、リアルタイムで発見できるようになります」と述べている。
ユーザーはApple Musicの新しい専用DJカテゴリーページにアクセスできるようになり、各プラットフォーム向けキュレーターページでは練習用ミックスやサンプルプレイリストが提供される。また、各DJソフトウェアおよびハードウェアプラットフォーム向けの新しいキュレーターページでは、練習に使えるミックスやサンプルプレイリストが紹介されるという。
Apple Musicには1ヵ月間の無料トライアルが用意されており、無料期間終了後は個人プランのサブスクリプションが月額1080円、学生プランが月額580円、最大5人とアカウントを共有できるファミリープランが月額1680円といったプランがある。
