楽天証券は3月21日、同社公式Xアカウントを通じて、楽天証券を装った不審なメールに注意するよう呼びかけた。
同社によると、直近で同社を装ったメールを経由した不正取引被害が増加しているとのこと。
手口はメールに記載されたリンクからユーザーを偽のサイトへ移動させ、アカウント情報などを抜き取る「フィッシングメール」形式で、すでに身に覚えのない取引をされてしまう被害も出ているという。
同社はこうしたメールが届いた場合の対処方法について、次のように案内している。
・不審なメールはすぐに削除する
・メール本文に記載されたリンク(URL)にアクセスしない
・リンク先のサイト内で自身のID、パスワード、取引暗証番号などを絶対に入力しない
・万一、こうした情報を入力してしまったときは、すぐにパスワードと暗証番号を再設定する
【⚠️重要】楽天証券を装う不審な電子メールにご注意ください
— 楽天証券 (@RakutenSec) March 21, 2025
直近、楽天証券を装う不審な電子メールを経由した不正取引被害が増加しております。… pic.twitter.com/mg8zvYXgOe
あわせて、ログイン追加認証サービス(二要素認証)を活用して、安全性を高めることも推奨している。
楽天証券を巡っては、3月下旬以降、SNSで不正取引の被害を訴える声が挙がり、話題となっているが、本件との関連性は不明だ。
