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2025年の新生活、これを買えば絶対幸せになれる! 新生活 推しガジェットAWARD 第22回

ポータブルSSD「Maktar Mini MAX」

動画280時間、写真45万枚? ライトやマイクも付く 動画撮影者が泣いて喜ぶiPhoneに付けるMagSafe SSD

2025年03月22日 17時00分更新

文● 松永/ASCII 編集● ASCII

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Maktar Mini MAXのメリットとデメリット

メリット1:iPhoneの容量不足に頭を悩ませずに済む

 iPhoneで動画を撮るたびに、空き容量とにらめっこ──そんな煩わしさから解放されるのが、Maktar Mini MAX最大の魅力です。ストレージは512MB、1TB、2TBの3種類が選べます。

 手持ちのiPhone 15 Maxで動画撮影をしたところ、1分間の撮影で必要な容量は65MB程度でした(品質はフルHD:1920×1080/30fps/Dolby VisionのHEVC)。最大容量の2TBだと280時間近く記録できる計算になります。また、2400万画素のメインカメラで撮影した写真は1枚4MB程度。これなら約45万枚に相当します。

 普段、ビチビチにファイルを溜め込んだiPhoneを使っている人でも安心ですし、ProRes動画のように極端に容量を食う動画をiPhoneでしたい人にも適しています。価格もよりストレージが多いiPhoneを買うより抑えられています。

Maktar Mini MAX

iPhoneの容量不足を解決するポータブルSSD

 さらに、専用アプリ「MiniTool」経由で撮影データをそのままSSDに保存できるのも便利。iPhone本体にデータを残さず、撮ってすぐ整理という運用が可能です。旅先でも仕事でも、「撮影途中でストレージがいっぱいになって止まる」という悲劇を回避できる安心感は計り知れません。

メリット2:MagSafe対応なので持ち運びが邪魔にならない

 SSDといえば外付けでゴチャつくイメージがありますが、Maktar Mini MAXは違います。MagSafe対応により、iPhoneの背面にしっかりと装着。見た目もスッキリ、手元も煩わしくありません。ポケットに入れていても邪魔にならないサイズ感と、わずか23gという軽さも魅力です。

 ケーブル接続タイプの外付けSSDにありがちな「カバンの中でぶら下がって壊れる」なんて心配も不要。撮影しながら持ち歩いてもストレスが少なく、気軽にいつでもどこでもストレージを拡張できます。スマホと一体化することで、使い勝手が格段に向上するのがポイントです。

Maktar Mini MAX

MagSafeでiPhoneの背面にフィット!

メリット3:マイクなど周辺アクセサリーのちょい足しにも対応

 Maktar Mini MAXはただのSSDではありません。

 専用アダプターを使えば、外付けマイクやライトなどのアクセサリーも接続可能。動画撮影の品質をグッと上げたい人にとって、嬉しいちょい足し機能です。

 iPhone単体だとどうしても難しい音のクオリティーや照明の確保も、手軽に解決。カメラ・音声・照明の三拍子が揃うことで、スマホ撮影でも本格的な映像制作が実現します。Vlogや取材、コンテンツ制作に取り組む人にとって、これはかなり大きなメリットです。

Maktar Mini MAX

出力のType-C端子。外付けのマイクやライトを接続できる

購入時に注意したい2つの側面

外付けなので置き忘れ注意

 MagSafeでピタッと付くとはいえ、外付けSSDである以上、本体と別パーツであることは変わりません。撮影後に取り外してそのまま置き忘れてしまう……というリスクもゼロではないため、持ち運び時は注意が必要です。

 特にカフェや出張先などで一時的に外した場合、うっかり紛失してしまうことも。ストレージ自体がコンパクトなだけに、気付かずに忘れてしまうシーンも考えられます。使用後は専用ケースに収納するなど、運用ルールを決めておくと安心です。

付属品も合わせてType-C接続のみ

 本製品はインターフェースがUSB Type-Cに統一されています。なのでLightningケーブルのiPhoneを使っている場合は、変換アダプターを別途用意する必要があります。

 また、外部アクセサリーを同時に使う場合も、Type-C対応機器であることが前提。環境によっては、既存機器との互換性に注意が必要です。購入前に周辺機器の端子形状をチェックしておくと、トラブルを防げます。

Maktar Mini MAX

Lightning端子のiPhoneは別途変換アダプターが必要

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