海外販売戦略の仮説構築や代理店リスト化など支援、海外代理店営業の伴走ツール「Leap」α版3月末ローンチ
株式会社Leapは3月4日に、海外代理店営業の伴走ツール「Leap」のα版を3月末にローンチすると発表した。海外販売戦略の仮説構築や海外代理店の探索、AIを活用した現地情報収集など支援を図るという。
企業が海外代理店を通じてプロダクトを販売する際には、「適切な販売戦略の仮説構築と仮説に沿った最適な代理店選定が難しい」、「代理店の動きや現地のユーザーの声がブラックボックスになってしまう」、「情報が少なく、仮説検証を繰り返して海外販売のPDCAを回すことが難しい」といった課題があるという。こうした課題に対し、「Leap」はAIを組み込んだソフトウェアによって解決を図る。
「Leap」α版の特徴として3点を挙げている。1点目の「海外販売戦略の仮説構築&代理店リスト化」は、商材と国ごとに市場規模や競合価格などから売仮説を自動で作成し、売上目標を定める。また、仮説に基づいて海外代理店を探し、リスト化する。これらの機能を無料で提供するという。
2点目の「代理店からの情報収集」は、海外代理店との商談記録やAIによる海外現地情報、メールなどのやりとりから様々な情報を収集する。3点目の「ボトルネック分析と仮説検証自動化」では、KPIを自動で設定し、その数値の推移から海外代理店販売のボトルネックが何かを分析し、AIが施策を提案する。ボトルネックは随時変わるため、その改善施策を行うことで売上向上につなげるとしている。
同社ではアジア市場への早急な展開を計画しているとのこと。また、代理店管理にとどまらずに、海外営業に関する機能を今後追加していく予定としている。


























