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「Digital Cleanup Day 2025」(デジタルクリーンアップデー)のご案内

PR TIMES

NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPAN
2025年3月15日(土)は「Digital Cleanup Day」(デジタルクリーンアップデー)




報道関係者各位               主催者 NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPAN


NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPANは、エストニアのNGO「Let’s Do It World」と共に2025年3月15日(土)、Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)を開催いたします。
公式サイト:https://worldcleanupday.jp/topics/digital-cleanup-day-2025/

■Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)とは?
国連「国際デー」であるWORLD CLEANUP DAY(毎年9月20日)が、全世界で一斉にごみを拾って地球をきれいにする1日であるように、Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー、毎年3月第3土曜日)は、全世界で一斉にデジタルごみを削除して地球をきれいにする1日です。

■Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)の概要
自然環境と同じく、デジタルの世界にも多くの「ごみ」があふれています。すなわち、不要なメール、ファイル、アプリ、同じ写真や映像のコピーなどの「デジタルごみ」は、エネルギーを消費し続ける「デジタル汚染」を生み出します。デジタルごみがクラウドサーバーにバックアップとして残り続けることで、電力が消費され続けるのです。
インターネットやそれを支えるシステムにより、毎年9億トン以上のCO2(二酸化炭素)が排出されていると換算されています(*1)。世界のエネルギー関連のCO2(二酸化炭素)排出量は、2022年に0.9%増加し、368億トン以上もの高いレベルに達しました(*2)。また、ある試算によれば、世界の排出量の3.7%は、インターネットの利用に関連するものとされ、この数字は、2025年までに2倍になると予想されています(*3,*5)。
また、ある研究では、2030年までに世界のエネルギー消費量の20%がインターネットのネットワークに関連するものになると試算されています(*4)。
私たちが、不要なファイル、アプリ、写真や映像をすべて削除すれば、CO2(二酸化炭素)の排出を大きく減らすことになるばかりか、端末も長持ちし、効率も上がり、デジタルへの満足度も高まるでしょう。
以下のサイトからデジタルごみの削除量を報告すると、CO2(二酸化炭素)の排出削減への貢献度を知ることができます。
報告サイト(英語):https://wcdwww.newsight.io/dashboard/

脚注
(*1) The Digital Waste Research Group of Tallinn University, 2020
(*2) https://www.iea.org/news/global-co2-emissions-rose-less-than-initially-feared-in-2022-as-clean-energy-growth-offset-much-of-the-impact-of-greater-coal-and-oil-use
(*3) https://theshiftproject.org/wp-content/uploads/2019/03/Lean-ICT-Report_The-Shift-Project_2019.pdf
(*4) Andrae, Anders. (2020). Hypotheses for Primary Energy Use, Electricity Use and CΟ2 Emissions of Global Computing and Its Shares of the Total Between 2020 and 2030. WSEAS Transactions on Power Systems. 15. 50-59. 10.37394/232016.2020.15.6.
https://www.iea.org/reports/global-energy-co2-status-report-2019/emissions
(*5) https://www.bbc.com/future/article/20200305-why-your-internet-habits-are-not-as-clean-as-you-think

■Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)に企業としてご参加いただく意義
- 環境負荷の軽減:デジタルデータの見直しに直接取り組むことにより、企業としての環境負荷を減らし、より持続可能な業務フローを構築できます。
- セキュリティリスクの低減:不要なバックアップや未使用のデジタルデータを削減することにより、監視やログ管理に費やすリソースが減り、セキュリティリスクやサーバーへの負荷も軽減されます。
- 業務効率の向上:過剰なシステムや中途半端に使用されているソリューションはむしろ効率を低下させます。バーチャル環境が整理されると、従業員の満足度と業務効率が高まります。
- チームの士気向上:Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)への参加は、チームビルディングイベントとしても機能し、無料で楽しく、社会にも、環境にもポジティブな影響をもたらします。
- コスト削減:デジタルごみは、環境だけでなく経済的にも負担となります。例えば、全世界で毎分2億4,000万通のメールが送信されているといわれていますが、その20%は未開封のままと言われます。バックアップや未使用ファイルが占有するサーバースペースにはコストがかかります。
- 社会的意識の喚起:他の組織をDigital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)に招待することで、この問題に関する意識を高め、社会全体での議論を促進できます。


■企業のデジタルごみを削除する方法
- デジタルごみの特定:不要なコピー、忘れられたバックアップ、長期間保管された未使用のデータなどがデジタルごみに該当します。まず、業務に不可欠なものや法的に保管が必要な記録を把握し、デジタル手続きの効率性を評価します。
- デジタルごみのマッピング:バックアップ、メールの受信トレイや送信済みアイテム、期限切れの記録や文書、サーバー上のデータ、大容量ファイルの保存場所などを確認し、不要なデジタルデータを特定します。
- デジタルクリーンアップの実施:従業員にデジタルごみについて啓蒙し、個人および企業のデバイスのクリーンアップを促します。コンペティションを開催したり、同僚同士で参加を促したりすることで、チーム全体で取り組むことができます。IT部門と連携し、デジタルデータに関する不要な業務プラクティスを削減するソリューションを検討します。
- 継続的な管理策の導入:期限切れファイルの自動削除、オフィスと同様に整理されたバーチャル作業環境の構築、効果的なビデオ会議の実施、バーチャルオフィスの効率的な利用、従業員へのデジタル業務プラクティスの教育、非効率なシステムの廃止などを行ない、デジタルごみを継続的に管理します。これらのステップを実行することで、企業のデジタルデータを効果的に削減し、環境への貢献と業務効率の向上を同時に達成できます。


<団体概要>
団体名称:NPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPAN
URL:https://worldcleanupday.jp/
活動内容  :WORLD CLEANUP DAY(ワールドクリーンアップデー)、Digital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)の運営ほか
公式SNS:https://www.facebook.com/WorldCleanupDayJapan/
https://x.com/CleanupDayJapan
https://www.instagram.com/worldcleanupdayjapan/
https://www.linkedin.com/company/world-cleanup-day-japan