組みたい自作PC構成まるわかり!! 第113回

【今月の自作PCレシピ】OS込み15万円で愛息愛娘の学習PCを組もう、組み立てマニュアルで一緒に自作に挑戦できる

手ごろな価格で購入できるSamsungのM.2 SSD

　ストレージには、最大連続読み書き速度が、読み込み5200MB/秒、書き込み4200MB/秒となるSamsungの「990 EVO」シリーズを組み合わせている。読み書き速度は控えめだが、信頼度の高いSamsung製NVMe M.2 SSDを1TB＝1万円台前半で購入できる。主流のPCIe4.0×4に加え、PCIe5.0×2接続にも対応している。最新世代のマザーボードのM.2拡張スロットを活用できるのは、組んだときの満足感が高い。

比較的割高感のあるSamsung製ながら、1TBは1万1000円台と手ごろな価格になっている

V-NANDとコントローラーで構成されたDRAMキャッシュレスモデルになる

ケーブルも真っ白な最新世代の電源ユニット

　電源ユニットは最新世代のATX3.1に準拠するほか、PCI Express5.1に対応しているThermaltake「TOUGHPOWER GT ATX3.1」を組み合わせている。NVIDIA GeForce RTX 4000や5000シリーズの上位モデルで採用されている最新規格の12V-2x6コネクターを標準で装備しているので、将来のビデオカード追加時も安心だ。

　組み立てしやすいフルプラグイン仕様で、白色の”Snow”モデルに付属する各種電源ケーブルは、コネクターも含めて白色になっている。ピラーレスPCケースでの自作には、欠かせないポイントと言える。

80PLUS GOLD認証を取得した容量750WのThermaltake製電源ユニット。白色モデルの「TOUGHPOWER GT/0750W ATX3.1 Snow」で構成

静音性に優れたハイドロリックベアリングファンの搭載、フルプラグイン仕様の採用、ファンレスモードの切り替えスイッチ、5年間保証と、良い点盛りだくさんだ

【取材協力】

• ツクモ