「GENIEE DOOH」に天気に応じて屋外広告を自動で切替える機能をリリース
株式会社ジーニーは2月7日に、デジタル屋外広告向け広告配信サービス「GENIEE DOOH」において、天候に応じた広告クリエイティブを自動切り替えする新機能のリリースを発表した。
今回リリースした「気象連動型広告(天気連動型広告)」は、リアルタイムの気象データを活用し、天気に連動した広告クリエイティブを表示するというもの。この機能により、晴れ・くもり・雨、気温、湿度など、特定の気象条件に応じた広告内容を自動的に切り替えて配信するという。
天気や気温などの気象条件の変化は、消費者の購買行動に影響を与える。たとえば、晴れの日にはアウトドア用品や日差しを避けるための帽子、雨の日には傘やレインコートの需要が増加したり、気温が高い日には冷たい飲み物や薄手の涼しげな衣類、気温が低い日には温かい飲み物や鍋料理、暖かい衣類や毛布などが求められたりする傾向にあるのだという。
こうした消費者の行動の変化を理解し、消費者のニーズや状況にあった広告を発信することは、広告効果を向上させる要因となるため、ジーニーでは気象データに基づいて広告クリエイティブを自動で切り替えする機能を開発したという。天候に応じたマーケティング手法のひとつとして、今回の「気象連動型広告(天気連動型広告)」の配信を実現したとしている。
「気象連動型広告(天気連動型広告)」配信の仕組みは以下とのこと。
①デジタル屋外広告の放映先ビジョンが広告表示準備に入る
②天気予報プラットフォーム「OpenWeather」から放映先ビジョンの位置における最新の気象データを取得
③「GENIEE DOOH」が気象データを解析し、広告を最適化
④天気や気温などの気象条件に応じた広告を配信
※「OpenWeather」について:https://openweathermap.org/
気象データと広告効果を分析することで、どのような気象条件でどの広告が効果的であったかのを把握でき、今後のマーケティング戦略の改善に役立つとしている。
「GENIEE DOOH」は次世代型ネットワークデジタル屋外広告プラットフォーム。Web広告のようにターゲットとエリアを選ぶことができ、インプレッション課金を通じて効率的な広告配信が可能。計測レポートの提供や、年齢や性別ごとのデータを分析なども可能で、多数のビジョンと連携して全国で広告を展開できるとしている。



























