電源やネットワーク工事不要で外部入出力対応の小型IoTカメラ販売開始
リモート点検向けのIoT・AIソリューションを提供するLiLz株式会社は、電源・ネットワーク工事不要の完全無線型IoTカメラの小型拡張モデル「LC-20」を2月14日に販売開始すると発表した。
「LC-20」は、同社の従来モデルの特長である電源・ネットワーク工事不要で無線運用可能な点を継承しながら、本体の表面積を約50%に抑えた小型設計になっている。また、外部I/O(入出力)機能に対応して効率的に異常を検知できるようになったという。
従来モデルでは、定期的な撮影を行う場合、内蔵リチウムイオンバッテリーで1日3回の撮影(標準画質)で約3年間の継続利用が可能だった。しかし、漏水や水位上昇などの事象をリアルタイムに検知するために撮影頻度を上げると、継続利用期間が短くなってしまう課題があった。「LC-20」では、外部入力を受けて撮影するトリガ撮影機能を提供し、必要なときに必要な期間だけ撮影可能になった。これにより、通常運用時は撮影頻度を下げることができるため、例えば2日に1回の撮影(標準画質)で運用したとすると約6年間の継続利用が可能になるという。屋外での使用も可能で、専用の太陽光パネルを装着すれば、充電せずに運用可能、再充電も不要になるとしている。



























