メルマガはこちらから

PAGE
TOP

ボッティンキット日本、AI自動調理ロボットの新製品「BOTINKIT Omni」を日本市場に導入開始

 ボッティンキット日本株式会社は1月17日に、AI自動調理ロボットの新製品「BOTINKIT Omn(ボッティンキット オム二)」の日本市場導入を発表した。

I自動調理ロボット BOTINKIT Omni 本体

「BOTINKIT Omni」は13種類の調味料を自動投入し、中華鍋を用いた炒め調理や煮込み料理を行うAI調理ロボット。セットする調味料を変えることで、中華料理だけでなく和食・洋食・エスニック料理などに対応する。

 主な特徴として、高温調理の実現や調味料の多様化などを挙げている。高温調理の実現という点では、従来モデルの最高加熱温度が250℃だったものを350℃に向上。窒化鉄鍋を採用し、より本格的な炒め調理を可能するという。調味料の多様化では、粉末・液体調味料に加えて高粘度のソースやマヨネーズの自動投入に対応する。このほか、調味料の投入には新開発の計量システムを搭載することで投入量の自動校正に対応するほか、調味料モジュールにTritan素材を採用(BPAフリー、食洗機対応)したほか、液体調味料モジュールの容量を選択可能(小700ml/大1500ml)にしたことを特徴に挙げている。

 また、調理工程をデジタル化し効率化を実現する新ソリューション「BOTINKIT DigitalKitchen」を同時に展開するとのこと。「BOTINKIT DigitalKitchen」は、調理プロセスを一元管理する「K-MES(Kitchen Manufacturing Execution System)」やAI画像解析を活用した「Perspect Al」を中核としたデジタルソリューション。

デジタルキッチンのイメージ画像

 スマートキッチン管理システム「K-MES」では、POS端末と連携して調理順序の自動最適化やオーダー統合で効率化を図る。AI品質管理システム「Perspect Al」では調理の温度や品質、盛り付けをリアルタイムでモニタリングし、基準に基づく料理の提供を支援するという。また、BIマネジメントシステムという機能で店舗の状況を可視化し、経営の効率化をデータに基づいてサポートするとしている。

合わせて読みたい編集者オススメ記事