公共測量のための成果品作成Webサービス「FLIGHTS DOCS」一般販売開始
株式会社FLIGHTSは1月16日に、公共測量の様式作成を効率化する成果品作成Webサービス「FLIGHTS DOCS(フライトドックス)」の販売を開始した。標準様式の一部を自動作成できるほか、テンプレートのダウンロード機能や記載サンプル例を掲載し様式の作成を容易にする。
「FLIGHTS DOCS」は、公共測量に準拠した3次元点群データの作成を、従来の方法よりも効率的に実現するためのトータルソリューション「FLIGHTS SCAN Suite(フライトスキャンスイート)」に含まれる新たなサービスのひとつとして提供を開始する。
FLIGHTSではドローン測量の導入支援を行ってきたが、その中で顧客から「様式の作成方法がわからない、記載方法が合っているか不安」「計算方法が複雑、時間と手間がかかる」「同じ内容を複数様式に記載しなければならず、非効率」といった、公共測量に必要な様式作成に関する悩みを聞いてきたとのこと。そこで、公共測量における様式作成の効率化を図るべく、「FLIGHTS DOCS」を開発したという。
主な機能として、15種類の標準様式の自動作成機能(図データの貼付を除く)、2種類の様式のダウンロード機能、20種類のテンプレートダウンロード機能を備える。
主な特徴としては、CSVファイルのインポート/エクスポート機能を要所に設けているため、作成データをエクスポートしてほかのソフトウェアと簡単に連携可能という。加えて、Webサービスであるため、ブラウザとExcelを使える端末があれば成果品の確認が可能。追加ソフトウェア不要で、迅速な情報共有を可能にする。
また、作業規程の準則ではボアサイトキャリブレーションおよび精度試験は、測量作業前6か月以内に行うことが標準とされているが、「FLIGHTS DOCS」は、計画段階で入力された工期に対して有効なボアサイトキャリブレーション結果を有していることを判定し、結果を表示する機能を備えているとのこと。ボアサイトキャリブレーション実施漏れを防止する。

























