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稼働状況の可視化で物流現場の自動化推進を図る、フォークリフト作業分析システム提供開始

 Industry Alpha株式会社は1月7日に、独自開発のフォークリフト作業分析システムの展開を開始すると発表した。物流センターや工場におけるフォークリフト作業の可視化によって物流現場の生産性向上を図る。

 同社ではフォークリフトに外付けで設置可能な作業分析ボックスを製作。LiDARセンサーを搭載しており、フォークリフトの位置情報を取得したうえで、「それぞれのフォークリフトが稼働時間の何割を積み込み/積み下ろしに費やし、何割を空での走行に費やしているか」や「どのような走行経路をたどっているのか」などをデータを取得して可視化し、半自動化や既存のフォークリフトの効率化に役立てる。

 システムの特徴としては、設置のしやすさとコストパフォーマンスにあるという。従来は天井へのビーコン設置や大規模工事が必要だったが、このシステムでは室内環境などに機器を設置する必要がなく、安価な赤外線センサーを選定することでコストを抑えているとのこと。また、可視化されたデータを基にオペレーションを最適化し、効率的な物流オペレーションを実現することにつなげるとしている。

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