EcoFlow Technology Japanは1月6日、2022年8月に生産を終了したポータブル電源「EFDELTA」において、個別の異常発煙・発火事象が発生したことを受け、全製品の自主回収と無償交換を実施すると発表した。同社が2023年10月より実施中の回収・交換プログラムをベースに、対象製品を拡大した形だ。
新しいプログラムは「EFDELTA」の全製品が交換対象。回収に応じたユーザーには、後継機種の「DELTA 2」を無償提供する。「DELTA 2」は性能が向上し、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載。充放電可能回数がEFDELTAの800回から3000回に増加しているという。
受付は2月から開始予定。同社はユーザーに対して、対象製品の使用および充電を控えるとともに、バッテリー残量を0%まで放電し、高温多湿を避け、風通しの良い場所で製品を保管するよう呼びかけている。