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アスエネ、インドネシアのITスタートアップに「ASUENE」提供開始、パートナーシップ締結で同国の物流・輸送業界の脱炭素化推進を目指す

 アスエネ株式会社は12月24日、インドネシアに本社を置く現地法人Asuene APACがインドネシアのスタートアップ企業PT ASLI Satu IndonesiaへのCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」の提供開始と、同社とのパートナーシップ契約の締結を発表。インドネシアにおける物流・輸送業界の脱炭素化の推進を支援する。

「ASUENE」は、企業などにおけるCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン排出量の報告・情報開示をサポートする。

 ASLI SatuはインドネシアのITスタートアップ企業。同国でマルチモーダル物流プラットフォーム「KADEX」を展開している。「KADEX」はフェリー、バス、バイク、鉄道など複数の交通手段を組み合わせ、最適なルート設定による効率的な物流サービスを提供するスーパーアプリとして注目されているとのこと。また、KAI(インドネシア鉄道)、DAMRI(バス輸送)、ASDP(フェリーサービス)などの主要国営企業と提携し、物流・輸送サービスを展開しているという。

 ASLI Satuでは「ASUENE」を導入したことで、自社のCO2排出量を可視化して物流業務全体でのCO2排出量を把握し、CO2排出量削減へのロードマップを立てることが可能になる。あわせて、Asuene APACとASLI Satuは顧客紹介に関するパートナーシップ契約を締結したことで、インドネシアの物流・輸送業界において「ASUENE」の導入を促進するという。これらを通じて、インドネシアにおいて環境配慮型の物流サービスを提供する基盤構築と、物流サービス業界における脱炭素化の推進を目指すとしている。

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