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メーカーごとに特徴が違う高機能ドラム式洗濯乾燥機を紹介!

今から買うならドラム式! 最新洗濯機がオススメなのはラクに洗って、ラクにお手入れ可能だから

2025年01月03日 13時00分更新

文● 倉本 春、ASCII編集部

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本記事は週刊アスキー10月29日発売号(No.1515)からの転載です。価格などの情報はすべて当時のものとなります。

面倒な衣替え時の洗濯をサポート
最新モデルはメンテナンスや乾燥機能も進化

 衣替えの季節で悩ましいのが洗濯物。大量の洗濯物をクリーニング店に持ち込むと、それだけ料金がかさんでしまう。しかし、最近の洗濯機は洗浄機能の進化により、これまでクリーニングに出してきた衣類も自宅で洗濯できるようになっている。

 吸汗速乾など機能性衣類が増えたことで洗濯・乾燥方法が複雑化しているが、それにも対応できる。一方で、天候や花粉、PM2.5などを気にせずに洗濯できる乾燥機能や、フィルター掃除など面倒だったメンテナンス性も進化している。生活に欠かせない洗濯乾燥機の選び方を解説する。

わが家にはドラム式とタテ型のどっちがいい?
洗浄力はほぼ同等だが、ドラム式は皮脂汚れや生地傷みで有利

 洗濯機を購入する際、最初に迷うのが「ドラム式」と「タテ型」のどちらを選ぶか。洗浄力自体は、最新洗濯機ならドラム式もタテ型もほぼ同等だ。ただし、水をたっぷり使うタテ型は泥汚れに強く、少ない水で洗剤の力を引き出すドラム式は皮脂汚れに強いという特徴がある。節水性はドラム式が圧倒的に有利だ。

 もうひとつの違いが布傷み。タテ型は水流で衣類をこすり合わせる「揉み洗い」で布絡みが多いが、ドラム式は「揉み洗い・タタキ洗い」を組み合わせるので摩擦が少なめ。このため通常はドラム式のほうが生地傷みが比較的少ない。

 多くのメーカーはドラム式から最新機能を搭載するため、高機能・省エネな製品もドラム式であることが多い。ただし、その分ドラム式は価格が高額になりやすく、本体サイズも大きめという問題も。

 ともにメリットとデメリットがあるが、ドラム式最大の特徴は乾燥機能。タテ型の乾燥性能との違いは後述するが、日常的に洗濯機で乾燥までしたい場合、選ぶべきはドラム式一択だ。そこで、今回の特集では乾燥まですべて自動化できる「ドラム式洗濯乾燥機」を中心に紹介する。

洗濯・乾燥容量は家族の人数で決めない
ドラム式は予算とスペースが許す限り大容量が◎

 大人一人の平均的洗濯量は1.5kg/日。このため、従来は家族の人数に合わせて洗濯容量を決めることが多かった。しかし、ドラム式なら「予算とスペースが許す限り大容量サイズ」を選ぶのがオススメだ。

 ドラム式は構造上、ドラムの直径が大きいほど汚れ落ちと乾燥効率が良くなるうえ、乾燥時にシワになりにくいというメリットがあるからだ。

 洗濯効率というメリット以外に、今は「布団やカーテンなどの大物洗濯と乾燥も自宅で済ませたい」というニーズが増えた。このため、一人暮らしでも「洗濯10kg/乾燥6kg」といった大容量製品を選ぶ利点は大きいのだ。

低騒音で省エネ 駆動方式もチェック

 洗濯機のチェック項目のひとつがモーターの種類。この数年で増えているのがDDインバーターモーター。従来より静音性や省エネ性、パワフルさにおいて有利な方式だ。

従来はモーターと槽をベルトで繋いで回転させたが、DDモーターはモーターと槽を直接接続する

いまだ根強い人気がある
二層式洗濯機ってなにが良い?

 いまだに根強い人気があるのが二槽式。2つの槽に分かれており「洗濯槽(洗剤液で洗濯)→脱水槽→洗濯槽(真水ですすぎ)→脱水槽」と、工程ごとに衣類を移し替えて利用する。手間はかかるが、白物と色物で同じ洗剤液を使いまわして洗濯できるなどメリットも多い。

5.5kg二槽式洗濯機JW-W55G(ハイアール、実売価格 3万4800円前後)。洗濯と脱水を同時進行させられるので、洗濯物の量が多い家庭に根強い人気がある

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