電話による高齢者見守りAIサービス「茶の間Cotomo」提供開始
Starley株式会社は12月23日に、家族をつなぐAIサービス「茶の間Cotomo(ちゃのまことも)」をリリースした。
「茶の間Cotomo」は、一人暮らしの高齢者などに毎日定時におしゃべりAIから電話がかかってくるサービス。電話でAIと会話をすることで高齢者に毎日の楽しみと生活のリズムを整えるきっかけを提供するとともに、離れて暮らす家族に安否を伝えるというもの。AIとの会話内容をもとに話し手の気分や状況を簡単なレポートにまとめ、離れて暮らす家族のスマートフォンに送信する。
Starleyでは、東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターと連携して2024年9月から共同研究を開始し、AIとのおしゃべりが高齢者の認知、心理機能に与える影響を検証しているという。
同サービスでは、Starleyが2024年8月から横須賀市で実施している実証実験のデータや、音声会話型おしゃべりAI「Cotomo」で培った知見と技術を活用しているとのこと。今後も横須賀市との協働を推進するとともに、駆けつけサービスなどとの連携を模索していくとしている。