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ASUS、Crucial、秋葉原で開催したZ890マザボのオフラインイベントレポート

2024年12月26日 10時00分更新

文● 佐藤ぽん 編集●北村/ASCII

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 ASUS JAPANは12月21日、オフラインイベント「ASUS NEXT GENERATION CUSTOM PC 2024 Winter」を開催した。会場は秋葉原の「LIFORK AKIHABARA II」。

 このイベントは三部構成で行なわれ、ASUSが展開するIntel Z890搭載マザーボードの製品紹介やCrucial製メモリーとストレージの選び方など、自作PCファンが楽しめる内容だった。

自作PCファンのためのオフラインイベント。用意された客席はほぼ満席だった

会場は自作PCのイベントがよく開催される「LIFORK AKIHABARA II」

会場内にはASUSのマザーボードやPCケースなどが展示されていた

日本ではまだ発売されていないASUSのゲーミングチェア「ROG CHARIOT X CORE GAMING CHAIR」が先行展示。こちらも来場者から注目を集めていた

ASUSのZ890マザーボード
ジョージ氏が多彩な商品群を徹底解説

 ひとつ目のセッションは、「Intel Z890マザーボード&新製品紹介」。司会進行は“ジョージ”ことASUSの市川彰吾氏と、声優の村井理沙子氏。トークのテーマは、PCパーツのトレンドを知り尽くしたジョージ氏がASUSの最新マザーボードを解説するものだった。

当日はYouTube配信が行なわれなかったので、いい意味でゆるゆるとした雰囲気

登壇者はASUSの市川彰吾氏(左)と声優の村井理沙子氏(右)

ただ登壇者が語るだけでなく、ときおり来場者との意見交換も行なわれていた。自作PCファンにとって居心地のいい空間!

 ジョージ氏は場内のスクリーンを使い、ASUSが発売しているZ890搭載マザーボードを次々と紹介していった。各製品でジョージ氏が語った特徴を要約すると以下のような感じだった。

ROG MAXIMUS Z890 EXTREME

 最新テクノロジーを余すことなく詰め込んだマザーボード。マザボ上にフルカラー5インチ液晶ディスプレーがついていて、設定した画像を表示させられる。もしもモニターがファンなどで隠れて見にくい場合は、約1cmくらい移動させられる。また、M.2用のヒートシンクは、3Dベイパーチャンバーを採用。効率よく排熱できる仕組みだ。

ROG MAXIMUS Z890 APEX

 こちらも「EXTREME」と双璧をなす最高グレードの製品。こちらはオーバークロックに特化したマザーボードで、高負荷のゲームをプレイするときに優れているそうだ。EXTREMEとは異なる味付けの最上品製品。

ROG MAXIMUS Z890 HERO

 ジョージ氏が「このマザボはかっこいい!」と語るマザーボード。MAXIMUSシリーズのなかでもっとも売れている製品とのこと。

ROG STRIX Z890-F GAMING WIFI

 ASUSが発売するマザーボードのなかで、もっとも売れている製品。ジョージ氏は「ゲーマーのスタンダードモデル」と評した。ゲームを遊びたい人は、これを買っておけば間違いがない。

ROG STRIX Z890-A GAMING WIFI

 白を基調としたマザーボード。「F GAMING」とほぼ同じ性能なので、白いPCを作りたい人におすすめ。

ROG STRIX Z890-I GAMING WIFI

 ネットでは「違法建築」と呼ばれている超小型のITXマザーボード。先代からヒートシンクのデザインが変更されており、より冷えるように設計されている。

ジョージ氏がマザボの特徴を紹介すると、声優・村井氏はマイクを持ったまま展示コーナーに移動し、手にとって確認していた

TUF GAMING Z890-PRO WIFI
TUF GAMING Z890-PLUS WIFI

 TUF GAMINGシリーズの特徴は「Q-Design」と名付けられた機能。これはM.2やグラボ、メモリーを着脱するときに工具を必要としない機構のことで、とても好評とのこと。「TUF GAMING Z890-PRO WIFI」はM.2スロットを覆う巨大なヒートシンクが目を引く。

PRIME Z890-PLUS WIFI-CSM
PRIME Z890-P WIFI-CSM
PRIME Z890-P-CSM

 PRIME Z890シリーズは3製品をラインナップ。「Z890M-PLUS WIFI-CSM」は唯一のマイクロATXマザーボード。PRIMEシリーズは価格を抑えているため、パーツの着脱には工具が必要。

ProArt Z890-CREATOR WIFI

 ジョージ氏が「根強い人気があるシリーズ。個人的にはもっとも組みやすい製品」と紹介した、クリエイター向けのマザーボード。M.2スロットなどを覆う分厚い鉄板は、ヒートシンク効果が高いそうだ。

M.2着脱のしやすさをジョージ氏が実演。ボタンひとつで簡単に取り外していた

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