日本のユーザーの要求を満たすためにさらに能力を高める必要がある
――2025年の日本市場におけるファーウェイ・ジャパンの戦略はどのようなものになるでしょうか?
基本的には、2024年までの方向性が大きく変わることはありません。ただ、ここ最近の動向をふまえた微調整は当然、必要になります。
たとえば、先ほどもお話したように、日本では私たちのミドルハイエンド製品が好評ですので、2025年はそのラインアップを充実させていこうと考えています。それにともなって、マーケティング戦略を練り直し、サポートの充実と売り場の改善も図る必要があります。日本のユーザーの要求を満たすために、さまざまな能力を高めていくつもりです。
また、日本の提携パートナーとの協業も強化していきます。たとえば、トレイルランニングに特化した機能をウェアラブル製品に搭載するのであれば、登山マップなどの情報を持つパートナーとの協業が必要です。また、すでに好評をいただいているゴルフ機能をさらに充実させるのにも、パートナーの力は不可欠です。これはあくまでも一例ですが、私たちとしては提携パートナーとの協業は重視しています。
日本市場はその市場規模や平均単価などの点で、グローバルの中でも高いレベルにあります。その一方で、ウェアラブル製品の普及率はそれほど高くないという事実もあり、まだまだ伸びしろがあると考えています。ですから、2025年も引き続き、私たちは日本市場への投資を増やしていきます。

個人的に愛用されているというウワサの三つ折り機も見せていただいた(日本国内では機内モードにして使用しているとのこと)。日本市場への投入は難しいかもしれないが、同社の技術力の高さをわかりやすく示す製品とも言える
――ここでファーウェイ・ジャパンの話題からは離れて、ハ・レイさん個人についても、少しお聞かせください。日本での暮らしをどう感じていらっしゃいますか?
私にとって、日本は魅力的な国です。日本のみなさんは当たり前だと思っているかもしれませんが、社会秩序がとても整っていますし、個人間の信頼関係もちゃんと成り立っています。そして、そのことは、ビジネスの世界にも良い影響を与えています。世界中の人が「日本は素晴らしい国だ」と言う理由がわかる気がします。
食べ物や飲み物も魅力的ですね。特に、ビールは美味しくて、毎日飲んでいます(笑)。日本のビールは味がきめ細かくて、世界トップレベルだと思います。それと和食も、中華料理と比べると油の量が少なくて、とても健康的です。じつは、日本に来てから腹回りがスリムになったんですよ(笑)。これは、食生活が健康的になった影響もあると思います。
私はスポーツも好きで、ゴルフやテニスをするんですが、日本のゴルフのプレー環境は良いですね。来日前は10年ほどゴルフをしていなかったのですが、日本に来てから再開しました。再開したばかりの頃のスコアは100くらいでしたが、今は80くらいまでアップしました。今後は、コンスタントに70台を出せるようにするのを目標に、HUAWEI WATCH GTシリーズのゴルフ機能も活用しながら上達していきたいですね。

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