第485回 SORACOM公式ブログ
ソラコム公式ブログ
省電力通信LTE-M対応の小型マイコンボードをSORACOM IoTストアで提供開始、ローコードIoTアプリケーションビルダー「SORACOM Flux」の料金プランを発表 takuyaのほぼ週刊ソラコム 11/30-12/13
本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「省電力通信LTE-M対応の小型マイコンボードをSORACOM IoTストアで提供開始、ローコードIoTアプリケーションビルダー「SORACOM Flux」の料金プランを発表 takuyaのほぼ週刊ソラコム 11/30-12/13」を再編集したものです。
こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。
年末に向けて少し贅沢な気分になれる12月中旬。旬のカニや牡蠣、新鮮な冬野菜を使った料理は、この季節だからこそ味わえる特別な楽しみですね。体重と相談しながらいろいろと食べていこうと思います。それでは今週もアップデートを見ていきましょう。
アップデート
変更の詳細については ChangeLog を参照ください。
- 12/03(水)
- SORACOM Beam の一部のエントリポイントでデバイスへのレスポンス形式を変更できるようになりました
- SORACOM Beam の TCP → HTTP/HTTPS エントリポイントと UDP → HTTP/HTTPS エントリポイントの設定に [プラットフォームバージョン] が追加されました。 プラットフォームバージョンは、202411 または 201509 から選択できます。
- レスポンス形式を変更するには、プラットフォームバージョンを変更します。 プラットフォームバージョンについて詳しくは、以下のドキュメントを参照してください。
- SORACOM Beam の一部のエントリポイントでデバイスへのレスポンス形式を変更できるようになりました
- 12/09(月)
- SORACOM ユーザーコンソールの SIM 管理画面の [操作] メニューをリニューアルしました
- SORACOM ユーザーコンソールの SIM 管理画面の [操作] メニューをより使いやすくするため、いくつかの改良を行いました
- 関連する操作がグループ化され、見つけやすくなりました。
- チェックを入れた IoT SIM によっては特定の操作が利用できない場合があります。その場合、利用できないメニュー項目が自動的に非表示になり、[操作] メニューのサイズが小さくなります。
- メニュー項目名が改善され、より明確に機能が推測できるようになりました。
- SORACOM ユーザーコンソールの SIM 管理画面の [操作] メニューをより使いやすくするため、いくつかの改良を行いました
- ソラカメ対応カメラに紐づけてデータを SORACOM Harvest Data に保存できるようになりました。
- ソラカメ対応カメラに紐づけて、SORACOM Harvest Data にデータを保存する新しい API をリリースしました。
- たとえば、ソラカメ対応カメラで撮影した静止画を AI で分析した結果 (例: 静止画に写っている人数、特定のオブジェクトの検出有無) を、この API を使用して SORACOM Harvest Data に保存できます。
- 保存したデータは、SORACOM ユーザーコンソールや、DataEntry:getDataEntries API、DataEntry:getDataEntry API で確認できます。
- SORACOM Flux の AI アクションの Google Gemini 1.5 Flash の消費クレジット数を改訂しました
- SORACOM Flux の AI アクション で選択できる AI モデルへのリクエスト数は「クレジット」で管理されます (*)。たとえば、Amazon Bedrock Anthropic Claude 3 Haiku では 1 リクエストごとに 10 クレジットを消費します。
- (*) ライセンス (API キー) 持ち込みに対応した AI モデルはクレジットを消費しません。
- このたび Google Gemini 1.5 Flash の価格改訂 にともない、SORACOM Flux の AI アクションで選択できる Google Gemini 1.5 Flash の消費クレジット数を以下のとおり改訂しました。
- モデル
- Google Gemini 1.5 Flash
- 変更前
- 20 クレジット
- 変更後
- 4 クレジット
- SORACOM ユーザーコンソールの SIM 管理画面の [操作] メニューをリニューアルしました
SORACOM Users
- 12/03(水)
- IoT デバイスで動作する TCP サーバーにアクセスする (TLS 接続)
- SORACOM Napter で TLS 接続を有効化した状態で TCP 接続する手順を公開しました
- IoT デバイスで動作する TCP サーバーにアクセスする (TLS 接続)
- 12/05(金)
- アウトバウンドルーティングフィルターを設定する
- アウトバウンドルーティングフィルタのガイドページに設定例を追加しました
- アウトバウンドルーティングフィルターを設定する
Blog記事
- 12/03(水)
- 12/11(水)
- 12/12(木)
- 12/13(金)
外部メディア
- 12/02(火)
プレスリリース
- 12/02(火)
- 省電力通信LTE-M対応の小型マイコンボードをSORACOM IoTストアで提供開始
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、IoTデバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、低消費電力セルラーIoTデバイス開発ボード 「Wio BG770A」を2024年12月2日より提供開始します。
- 「BG770A」は、Arduino IDEを使用してプログラミング可能なマイコン搭載の開発ボード「Wio LTE」の新バージョンで、低電力消費が特徴のセルラー通信(LTE-M/NB-IoT)に対応しています。
- 本デバイスは、電力消費を抑える必要がある用途のIoTデバイス向けに最適化された通信規格であるLTE-M、NB-IoTに対応しています。低データ量かつ省電力が求められる分野としては、屋外での環境センシングや、アセットトラッキング、インフラ管理や防災のためのモニタリング等があげられます。
- SORACOM IoT SIMと組み合わせることで、データ送信時のデータ暗号化やプロトコル変換、クラウド連携のための認証や送信先情報の管理など、SORACOMのサービスを利用し、さらにデバイス側のプログラムをシンプル化し、安全にデータ通信量を削減することも可能です。
- 省電力通信LTE-M対応の小型マイコンボードをSORACOM IoTストアで提供開始
- 12/03(水)
- SORACOMのビジネスパートナープログラムに、新たに5社の認定済パートナーが参画
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、IoT活用を支援するソラコムのビジネスパートナープログラムである「SORACOMパートナースペース(以下、SPS)」に株式会社キャリオット、象印マホービン株式会社、TTS株式会社(田中電気株式会社)、渡辺電機工業株式会社、株式会社GRIFFYの5社が、新たに認定済パートナーとして参画したことを発表します。
- SPSは、デバイス、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、アプリケーション、AIなどの専門領域に強みを持つ企業が参画するIoTビジネスパートナープログラムです。中でも認定済パートナーは、専門領域におけるIoT導入やSORACOM活用の実績と知見を持っています。IoTプロジェクトを推進する企業が外部パートナーとの協業を検討する際、SPSから最適なパートナーを探すことが可能です。
- SORACOMのビジネスパートナープログラムに、新たに5社の認定済パートナーが参画
- 12/11(水)
- ローコードIoTアプリケーションビルダー「SORACOM Flux」の料金プランを発表
- 株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、ローコードIoTアプリケーションビルダー「SORACOM Flux」の料金プランを発表します。
- 現行のFreeプランの後継となる「Developerプラン」に加え、より多くのIoT アプリケーション作成や、イベント・アクションを実行できる「Standardプラン」、要望に応じたカスタマイズができる「Enterpriseプラン」を提供し、2025年3月4日より適用を開始します。なお現行の「Freeプラン」をご利用中のお客さまは、自動的に「Developerプラン」へ移行されます。
- 「SORACOM Flux」は、センサーやカメラから送信されたデータや画像をインプットとして、事前に設定したルールを適用し、Slackやメールでの通知、外部アプリケーションへのWebhookによる連携、IoTデバイスの制御などのアクションを組み合わせたIoTアプリケーションを作成・実行するサービスです。最新の生成AIモデルを活用することで、自然言語による指示で分析や判断をアクションに組み込むこともでき、業務プロセスやシステムの効率化・自動化のためのアプリケーションをローコードで構築できます。
- ローコードIoTアプリケーションビルダー「SORACOM Flux」の料金プランを発表
スライド公開
- 12/04(木)
- AIにわかってもらうためのドキュメント
- Technical Writer: makoto
- 12/10(火)
- SORACOM のアーキテクチャと挑戦のフィールド
- Director of Software Engineering: kaz
今後のイベント
- 2025/01/22(水)-01/24(金)
他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、X のハッシュタグ #SORACOM で Post いただけると幸いです。#ほぼソラ でも大丈夫です!
それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya @okeee0315
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