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建築設計業務の効率化を支援、クラウド型の建築設計支援システム「DDDDbox」製品版リリース

 株式会社AMDlabは、建築設計業務のDXを支援するBIM統合設計管理システム「DDDDbox(フォーディーボックス)」の製品版を12月2日にリリースした。建築設計者向け作図ツールやデータを一元管理などを通じて建築設計業務の効率化を図る。

「DDDDbox」はブラウザ上で動作する完全クラウド型の建築設計支援システム。ブラウザ上で動作するBIM(Building Information Modeling)アプリケーション「WEBBIM(ウェブビム)」と、設計プロジェクト情報を管理する「建物カルテ」の2つのアプリケーションで構成されている。

「WEBBIM」は、ブラウザで動作する建築設計者向けの作図ツール。2024年7月から先行リリース版が提供されており、建築のボリューム検討に必要な日影計算機能と簡易的な作図が可能だった。今回の製品版では、建物の階層や高さを定義する「レベル」を設定する機能が追加されたほか、モデリングできるカテゴリに柱やドア、床などが追加された。また、3Dビューや平面図ビューに加え、正面や側面から確認できる立面図ビューを追加。外観や断面の検討をスムーズにし、ビュー間の簡単な切り替えで設計プロセスを効率化する。

「建物カルテ」は、建築設計業務に必要な情報をWeb上で一元管理し、設計プロセスにおけるコミュニケーションの効率化を図る。2024年5月に先行リリース版が提供開始された。今回の製品版では、ユーザーが入力した住所に基づいて適用される条例を自動で表示する「条例自動検索」や、プロジェクト管理者・メンバーなどの役割に応じて組織単位で詳細な権限設定を可能にする「カスタム権限」といった新機能が追加された。

 製品版にはフリープランとベーシックプランの2つのプランがある。フリープランは初期費用や月額料が無料であるため、基本機能を試してみたいユーザーに適している。一方、ベーシックプランは、複数プロジェクトを管理したいチーム向けに設計されており、より多くの機能とカスタマーサポートが利用できる(料金の詳細は問い合わせにてとのこと)。

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