アップルは12月11日、2024年の「App Store Awards」受賞作品を発表した。今年は45本のファイナリストの中から、17のアプリとゲームが選出されている。
各部門の最優秀アプリは以下のとおり。
●デバイス別
iPhoneアプリ部門:「Kino」(Lux Optics)
映画にインスピレーションを受けたフィルターと高度なコントロールを備えたカメラアプリ
iPadアプリ部門「Moises」(Moises Systems)
AIを活用して楽曲のボーカルパートと楽器パートの分離や、コード検出などが可能なアプリ
Macアプリ部門「Adobe Lightroom」(アドビ)
写真の高度な編集、加工などに対応したアドビを代表するアプリ
Apple Watch部門「Lumy」(Raja V)
太陽の動きを追跡し、写真撮影やハイキング、日光浴などさまざまな屋外活動のプランニングに役立つアプリ
Apple TV部門「F1 TV」(Formula One Digital Media Limited)
自宅で臨場感あふれるレース観戦を楽しめるF1ファンのためのアプリ
Apple Vision Pro部門「What If...? An Immersive Story」(Disney)
無限の可能性を秘めたマーベルユニバースの世界へとユーザーをいざなう、空間コンピューティングの機能を存分に活かした作品
●ゲーム部門
iPhone向け「AFK:ジャーニー」(Farlight Games)
魔法に満ちた幻想的な大陸・エスペリアを舞台に、戦略に満ちた冒険と豊かなストーリー展開を楽しめるアクション満載のRPG作品
iPad向け「スクワッド・バスターズ」(Supercell)
Supercellの人気キャラクターたちを操り、ユニークなマップで痛快な10人制バトルを楽しめる作品
Mac向け「Thank Goodness You're Here!」(Panic)
お茶目なコメディ風ドタバタアクションゲーム
Apple Vision Pro向け「THRASHER: Arcade Odyssey」(Puddle)
歪で禍々しいサイケデリック空間を突き抜けろ!Apple Vision Proの性能を活かした刺激的感覚のアーケードアクションオデッセイ
Apple Arcade配信作品「Balatro+」(Playstack)
ポーカーとソリティアが融合した新感覚のカードゲーム
上記以外にも、社会的影響力のある作品を表彰する「カルチャーインパクト賞」として、視覚障がい者向けナビゲーションアプリ「Oko」や言語学習アプリ「EF Hello」など6作品が選ばれた。
同社のティム・クックCEOは本件について、「ユーザーの生活を豊かにする体験を提供し、コミュニティーに大きな影響を与えている素晴らしいデベロッパーたちを表彰でき、嬉しく思います。今年の受賞作の目覚ましい功績は、アプリを通じて素晴らしい創意工夫が生み出され得ることを示しています」とコメントしている。