ヒラソル・エナジーとジゴワッツ、法人向け多拠点・複数台のEV充電ソリューションを提供開始
ヒラソル・エナジー株式会社と株式会社ジゴワッツは12月4日、法人向け多拠点・複数台のEV充電ソリューションの提供開始を発表した。EV車両の充電状況を監視・制御し、EV充電器の安定稼働とエネルギーマネジメントによる電気料金などのコスト抑制を図る。
ジゴワッツはEV充電器メーカーとして、通信状態にあるEV充電器について稼働状況を常時監視し、トラブルの防止に努めるほか、トラブル発生時にはオンライン、オフラインで対応・復旧を行うサポート体制を整える。
ヒラソル・エナジーは、独自のエネルギーマネジメントシステム「ぷらマネリンク」を用いて、ジゴワッツのEV充電器と接続し、多拠点・複数台の太陽光発電設備、蓄電池、EV充電器の統合制御によって電力のピークカットを行い、電気料金の増加や電気容量の増設工事費用の抑制を図る。
また、セキュリティに関しては、、必要な通信だけを許可して他をすべて遮断するホワイトリストファイアウォールを適用しており、仮に周辺機器に脆弱性があって対策が遅れた場合でも、影響を最小限に抑えることができるとしている。
すでに2024年11月時点において、複数拠点で数十台のEV車両の充電状況を監視・制御し、EV充電器の安定稼働とエネルギーマネジメントによる電気料金などの抑制を実現しているという。