CellidがメガネタイプのARグラスリファレンスデザインを発表
次世代デバイスのARグラス用ディスプレイや空間認識エンジンの開発を行うCellidが、11月20日に軽量でデザイン性に優れたメガネタイプの拡張現実(AR)グラスのリファレンスデザインを発表した。
このリファレンスデザインは、Cellidが独自に開発した光学シースルーディスプレイ方式のウェイブガイドを採用したもので、一般のメガネレンズと同等の薄さと軽さを持ちつつ、フルカラー表示も可能だ。このARグラスには、8MPの高解像度カメラと3軸IMUセンサーが搭載されており、現実世界とのシームレスな体験が提供されるという。
Cellidはこの新たなデザインの発表とともに、事業開発パートナーやOEMパートナープログラムを開始。これにより、企業は新たなビジネスの創出や自社ブランドのARグラス開発が可能になるとしている。また、SDKの提供により、生成AIや物体認識機能と連携したアプリケーション開発のサポートも行われる。