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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第46回

定番ノートアプリ「Goodnotes」を使いこなす③

【活用提案】「Goodnotes」のあまり知られていない便利機能を利用してもっと自在にノート作りをしよう!

2024年12月31日 11時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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ドキュメントの内容をAIに質問できる「Ask Goodnotes」

 「Goodnotes 6」では、いくつかのAI機能が追加され、対話できるノートに進化している。その中でも便利な機能が、「Ask Goodnotes」という機能だ。Anthropicの「Claude」が統合されており、ドキュメントの中身に対して質問すると、AIが指定されたドキュメントを読み取って回答してくれる。

 この機能は有料プランのユーザーが利用可能。月に500クレジットが付与され、1回質問するごとに1クレジットを消費する。つまり、月に500回まで質問が可能だ。1ヵ月たつとリセットされて、クレジットが復活する仕組みになっている。

●ドキュメント全体について質問する

 ドキュメント全体について質問をする場合は、ツールバーから「Ask Goodnotes」を開く。ドキュメント全体を読み取って、想定される質問が表示される。ここから質問をタップしてもいいし、質問を入力して尋ねてもいい。また、資料が長すぎて読む時間がない場合などは、要約を指示することもできる。

ツールバーのAskアイコンをタップすると、サイドバーにチャットウインドウが表示される。ここに質問したい内容を入力して送信する。

要約を指示したところ、ドキュメントの内容を的確に要約してくれた。AIへの質問は、月に500回まで可能だ。

●選択した範囲について質問する

 投げ縄ツールを使って選択した範囲に対して質問することも可能だ。特定の部分に関して質問をしたい場合に使うと便利だ。

投げ縄ツールで質問したい場所を選択し、選択範囲の中をタップ。表示されたメニューのAskアイコンをタップする。

チャットウインドウが表示され、選択範囲に対する質問が可能になる。ポイントをまとめるように指示したところ、選択した部分のポイントをまとめてくれた。

 今回は、「Goodnotes」をより便利に使うための方法を紹介してきた。「Goodnotes」は本当に多機能なノートアプリで、これら以外にも試してもらいたい機能がたくさんあるが、直感的に使えるものがほとんどなので、使っているうちに自然と活用できているかもしれない。さまざまな便利機能を使いこなして、「Goodnotes」をよき相棒にしてもらいたい。

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