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三十三銀行、FIXERの生成AIサービス「GaiXer」で業務効率化

面談記録の作成業務が20分→5分に 三重の地銀が生成AI活用を検証

2024年11月28日 14時30分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 FIXERは、2024年11月27日、三重県の三十三銀行と協働で、生成AIを活用した“面談記録作成”の効率化に関する検証を開始したことを発表した。FIXERのエンタープライズ向け生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」が用いられ、検証期間は、2024年12月から2025年1月までとなる。

 金融機関における面談記録は、営業店行員が金融商品販売時に作成する文書であり、正確性と迅速性が求められる。三十三銀行は、面談記録を手作業で作成しており、1件あたり約20分を要していた。GaiXerの導入によって、生成AIが自動記録した面談内容を要約して、必要な項目をピックアップ。行員は中身を最終確認するだけで済むようになり、記録作成は約5分に短縮される見込みだ。

 三十三銀行は、行員の業務効率化や面談記録の品質向上とあわせて、行員が面談に集中できるようになることで、サービスの質が向上することにも期待しているという。

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