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あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞2024 第10回

【圧倒的な安心感】カバンに1個は入れておきたい充電器+バッテリー「Anker Prime Power Bank」

2024年11月13日 17時00分更新

文● 市川/ASCII 編集⚫︎ASCII

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Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)シリーズのメリットとデメリット

特徴1:ACアダプターとモバイルバッテリーの二刀流設計

ACアダプターとモバイルバッテリー機能を併せもつのが右のAnker Prime Power Bank

 本製品の特徴はなんといっても、ACアダプターとモバイルバッテリーの一体型となっていること。

 これまでACアダプターとモバイルバッテリーは個別で用意しなければならず、その分、荷物も増えてしまうことが課題となっていました。

 たとえば学生やビジネスマンなどはスマホやノートPCのほか、モバイルバッテリーや各種ケーブル類、そのほか雑多なものなど、バックの中身を少しでも減らしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

 Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)は1台2役となっていますので、荷物を減らせることに加え、在宅時はACアダプターとして、外出先で電源がない場合でもモバイルバッテリーとして使えるため、シーンを選ばずにスマホやPCを充電することができます。

まずACアダプターとしては入出力端子として、USB Type-C×2を搭載。単ポート利用時で最大65W出力でスマホやPCを充電可能。ノートPCのMacBook ProやAir、Surface Proなども充電できてしまう高出力となっています。

 2デバイス同時出力でも1ポート45W、2ポート20Wで充電できるので、PCとスマホを同時充電可能。ちなみにパススルー充電にも対応しているので、電源があるところなら本製品とスマホを一緒に充電OK。

 モバイルバッテリーとしても9600mAhを搭載しており、iPhone 15/iPhone 15 proを約2回分充電可能。コンセントを探す場所を探すこと自体が大変という状況でも活躍してくれます。

 iPhone 15シリーズはそもそも充電持ちがいい面もありますが、合わせて本製品をフル充電して持っておけば、2~3日はスマホの電池切れを気にせず快適に使いつづけられるのではないでしょうか。

特徴2:重さ308gだが許容範囲内の軽さ

 Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)の製品サイズは幅44×奥行42×高さ115mmで重さは約308g。

 Ankerのモバイルバッテリー単体としてみると308gより軽く、容量も多い製品は存在しますが、ACアダプターとしても使えることを考えると許容範囲と言えるのではないでしょうか。

 本製品を持っていれば、ACアダプターもしくはモバイルバッテリーどちらかは不要となりますし、その分、荷物も軽くなるかと思います。

 折りたたみ式の電源プラグを採用しているので、モバイルバッテリーとして使用する際はスタイリッシュな見た目なのも個人的にはよいポイントです。

特徴3:ディスプレー表示が明快でわかりやすい

 Ankerの定番製品にはAnker PowerCoreなどがあります。モバイルバッテリーとしてはたしかにいい製品ですが、バッテリー残量は小さいメモリ表示で視認性が悪かったですよね。

 Anker Prime Power Bankは、バッテリー残量がパーセンテージで大きく表示されています。

Anker Prime Power Bankへの充電残量

Type-Cポート毎のW数

 本製品への充電が100%になるまでの時間も表示してくれるのはシンプルに分かりやすいと思います。1%単位で数字を可視化してくれるので、安心感があります。

 各Type-Cポートのリアルタイム入出力数も表示してくれるので、それぞれのポートで何Wで充電が進んでいるのかも一目瞭然です。

 そのほか、ディスプレー部分のスクリーンオフタイマーを4段階から調整できることに加え、明るさ調整も備えているのは親切な印象でした。

 ディスプレーが搭載されていることで高級感も出ますし、数あるAnker製品の中でもワンランク上のものを持ちたい人にはおすすめです。

購入時に注意したい2つの側面

機能に見合った価格ではあるがやや高価

 Anker史上最高峰をうたっているPrimeシリーズだけに価格もなかなかリッチ。直販サイトでは1万4490円となっています。1万円以下のラインアップが多いAnker製品だけに価格で躊躇してしまう人もいる印象です。

ケーブルを別途持ち運ぶ必要あり

 ACアダプターとモバイルバッテリーが合体しているとはいえ、ケーブルをつねに携帯しなければいけません。PCとスマホを2台同時に充電しようと思ったら、ケーブルも2本必要になるため、バッグの中がかさばってしまう面もあります。USBケーブルを巻き取って収納できる仕組みがあるとより便利に使えるかもしれません。

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