シャープ公式Xアカウントが投稿した電卓のキー配列に関するポストが、SNSで話題となっている。
実はシャープとカシオはボタン配置が違う
シャープ公式アカウントは「知ってる人は知ってるけど知らん人はまったく知らんのですが」と前置きした上で、シャープ製とカシオ製では電卓のキーの配置(0と+と=の位置)が異なると投稿。ユーザーからは「新しい電卓で入力ミスする原因はこれか」「各社共通じゃなかったのか!」など驚きの声を中心に、さまざまな反応が寄せられている。
知ってる人は知ってるけど知らん人はまったく知らんのですが、電卓のキー配置(0と+と=の位置)はカシオとシャープでぜんぜんちがいます
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) October 21, 2024
実際に両社の電卓を比べると、シャープは最下段のキーが左から順に「0→00→小数点→+→=」と並んでいるのに対し、カシオは「0→00→小数点→=→+」と並んでいる(一部例外あり)。
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シャープ(SHARP) 実務電卓 グリーン購入法適合モデル ナイスサイズタイプ 12桁 EL-N732KX |
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カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N エコマーク認定 |
知っている人は当然知っている話 PCキーボードも同じかも
シャープ公式アカウントによると、会計士や税理士などの職に就く人はキー配列の違いを知っているとのこと。SNSの反応もそれを裏づけるかのように、経理関連の業務や資格に関わるユーザーから、「会計業界はシャープ派、カシオ派などの派閥がある」「財務系の資格を取った人ならシャープの良さがわかるはず」といった声が挙がっていた。
PCのキーボードでも日本語(JIS)配列とUS配列それぞれの派閥があって、アスキー読者ならその違いを熱く語ることができても、世の中の多くの人はそのことの知識が無いように、電卓もわずかな配列の差が作業の生産性に大きく関わってくるということなのだろう。