AI技術と最先端アルゴリズムで変革を実現。WOGO、新しい2D・3D設計見積自動化サービスをリリース
東京大学発のスタートアップ企業、WOGOが、AIとアルゴリズムを活用した製造・建築業界向けの2D・3D設計見積自動化サービスを10月25日にリリースした。
この新サービスの基盤となるのはパラメトリックモデリング技術である。設計者は設計要素をパラメータで定義し、これによりデザイン全体を自動的に更新することが可能になるという。WOGOはこの技術をAIと組み合わせることで、設計者が少ない調整で最適な構造を生成できる環境を提供する。
従来の手作業に依存した設計プロセスを大幅に効率化し、設計者の負担を減少させるこのソリューションにより、人手不足問題を解決することが期待されている。また、設計と見積もりの自動化を可能にすることで、業務効率が改善され、機会損失を最小限に抑えることができる。
実際に試験版を導入した企業では、約20%の売上アップを実現した例も報告されており、設計データと在庫システムの連携により、過剰在庫の防止や発注プロセスの自動化も促進され、コスト削減と納期短縮が見込まれている。