海外でのワーケーションも満喫!アラフォーで手に入れた〝複業〟フリーランスという働き方

文●杉山幸恵

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パソコンを携えてワーケーションへ。環境が変わると仕事のパフォーマンスも向上

 現在、観光の繁忙期は京都で働き、それ以外はワーケーションを楽しむという阪口さん。旅先ではオンラインレッスンのほか、ブログの執筆や経理関係の仕事をするという。

 「3月後半から7月前半が京都で仕事、夏はヨーロッパで過ごして9月末に帰国し、10月から12月前半まで京都に滞在、12月後半から3月前半を暖かいアジアの国かヨーロッパなどという感じです。基本的にオンラインでできることは一年中続けて、ツアーと民泊は私が京都にいる時だけ。さらにツアーと民泊の予約状況次第では、数日~1週間ぐらいで国内ワーケーションに出かけることもあります。もともとコロナ禍に京都でワーケーションをしたことがきっかけなのですが、その後もイギリス、スイス、イタリア、ドイツ、フランス、ルクセンブルク、タイ、インドネシアなどの海外のほか、日本各地も飛び回っています。今年の冬は屋久島で1か月ワーケーションしてから、ベルリンに行く予定です」

国内で短期ワーケーションをすることも。写真は天橋立での仕事中のひとコマ

 滞在先ではフリーの時間帯に観光をしたり、夜には地元のバーでビールを楽しんだりと充実した時間を過ごしているそう。

 「同じ仕事をしていても場所と環境が変わるだけでいい気分転換になるんですよね。それが仕事にもいい影響を与えて、結果としてパフォーマンスが向上し、収入にも影響するという好循環が生まれると。毎日出かけるわけではなく、たまには1日中部屋にこもって仕事をする日もありますが、窓から眺める景色が違うだけでも気分がいいですし、合間の時間に近所を散歩したり、スーパーに行って地元の食材を使って料理したりするのも楽しいです」

ヨーロッパでの滞在時は、午前から午後早めの時間にレッスンが終わって、夕方から夜は基本的にフリーに。写真はスイス・チューリッヒにて

バリのAirbnb。「同じ場所で長期ステイする場合はAirbnb一択です。キッチンがあってワークデスクと安定したWi-Fiがあればどこでも生活しながら仕事ができて、その場所に住んでいるような感覚を味わえます」と阪口さん

 近年、働き方の多様化により、阪口さんのように国内外でワーケーションをする人も増えてきているが、収支のバランスも気になるところだ。

 「基本的にワーケーション中は、収支がプラスマイナス0になれば上出来ぐらいの感覚。むしろ旅行する時間が多かった月は支出のほうが多い時もあります。その分、京都にいる時にがっつり働いて貯めておくといった感じです。バリやベトナム、タイなどアジアでAirbnbに長期ステイする場合は、光熱費込みで1か月5~10万円で滞在でき、あとは食費を中心に日常品くらい。ロンドンなど物価が高い場所に滞在する場合は、Airbnbで長期割引があったとしても1か月20万ぐらいはかかります。それでもホテルよりはかなり安く、さらに誰かとシェアするともっと抑えることも可能ですし、外食をあまりせずに自炊するとかなり節約に。家を持たないノマドワーカーの場合は家賃がかかりませんが、私の場合は京都の自宅の家賃も発生します。ワーケーション中のオンラインでの仕事の収入が20万前後なので、飛行機代も合わせると支出のほうが多くなることも(笑)。だからこそ、やはり収入がある適度確保できていると、メンタル的に安定しますね」

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