自治体の指導監査を効率化。『監査くん』リリースで福祉施設の質を向上
IT FORCEは、10月23日に自治体向け指導監査DXソリューション『監査くん』をリリースした。
『監査くん』は、過去の監査履歴に基づき優先度の高い施設から監査を計画でき、事業別のチェック項目も自動生成する。これにより、事業者の業務負担軽減と施設内の事故リスクを抑えることが可能になるという。また、Salesforceをベースにしており、セキュリティと拡張性にも優れている。
このサービスは、特別養護老人ホーム、児童養護施設、障害者支援施設など多様な施設に適用可能で、料金プランは、管理者月額10,000円、監査員月額7,500円、外部ユーザー月額300円(税別)で提供され、年間契約が必要となる。
『監査くん』は、大阪府福祉総務課との実証実験を経て開発された。この実験を通じて、紙ベースで行われている現行の指導監査の課題に対するDX化を進め、福祉施設の利用者を守ることを目指している。