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第3回 アスキー編集部が「Backlog」で仕事を楽しくしてみた

なんとなく……ではなくロジカルに考えてみよう

Backlogの「プロジェクト」と「課題」、どう切り分けるのが正解なの?

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ヌーラボ

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子課題よりも細かなタスクは? ⇒ 「チェックリスト」機能を使う

 筆者の場合、この親子課題機能を使えばたいていのタスクは管理できそうです。ただし「子課題の中で発生するさらに細かなタスク(孫課題?)」や「子課題を作るまでもないような小さなタスク」といったものもあります。そういったものはどう管理すればよいでしょうか。

 課題の「コメント」欄にひとつずつ、こまごまと書き込んで行くこともできますが、ちょっと面倒だしスマートじゃありません。何かいい感じのものはないものか……と探していたところ、ちゃんとありました。Backlogには「チェックリスト」という機能が用意されています。

 課題の「課題詳細」を編集中に「チェックリスト」ボタンをクリックすると、「* [ ] 」という記号※注が挿入されます。この記号を保存すると、チェックボックスとして表示されます。つまり、これを行頭に置いてタスクを書いていけば、チェックリストができるのです。これで子課題も、さらに細かく進捗管理ができるようになりました。

※注:Backlogには2種類の記法(見出しや引用、箇条書きなどを記号で示すテキスト整形のルール)が用意されています(プロジェクト単位で設定できます)。チェックリストを示す記号は、markdown記法の場合は「* [ ] 」、Backlog記法の場合は「- [ ] 」となります。

○チェックリスト記法を活用しよう(Backlogヘルプセンター)

「チェックリスト」ボタンを押し、タスクリストの行頭に記号を挿入すると……

このようにチェックボックスが追加される

 ちなみにチェックリストは、課題詳細の画面上でチェックが入るだけのシンプルなものであり、ほかの画面(ホーム画面やガントチャートなど)には反映されません。そうした機能が必要な場合は、チェックリストではなく子課題として作成することになります。

* * *

 というわけで、筆者もタスク(課題)をどのように登録・管理していけばよいのかが理解できてきました。親子課題やチェックリストの仕組みを知らずに使い進めていたら、どこかで挫折していたような気もします。あぶないあぶない……。

 Backlogは基本的にシンプルなツールなので、筆者もそろそろ慣れてきたように思います。次回からは編集部内のほかのメンバーも誘って、「複数人のチーム」でのプロジェクト・タスク管理にチャレンジしてみます。

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