オリオン座流星群が2024年10月22日の夜半から未明にかけ極大となり、見頃を迎える。
放射点は同時間帯の東の空、月と火星、オリオン座に囲まれたエリア。国立天文台によると、天の川が見えるなど条件の良い地域であれば、1時間に最大で5個程度観測できる見通しだ。今回は月の条件が悪いため、観測難易度は比較的高めとなる。
流星の観測には月の条件のほか、街明かりの程度も重要。同天文台によると、街明かりの下では好条件地域と比べ、観測できる流星の数が数分の一に減少することもあるという。都市部で観測する際は「見れたらラッキー」くらいに考えて、気楽に構えたほうがよさそうだ。