再エネ活用を飛躍させるAIプラットフォーム『bolteo ai』がリリース、風力・太陽光発電予測を提供開始
再生可能エネルギーを支える、AI予測技術
Bolteoは、10月15日に新たなAIプラットフォーム『bolteo ai』の提供を開始した。
発電所の地点登録のみで発電量を予測できるこのサービス。その簡便さは、『bolteo ai』の大きな特徴となっている。発電実績データがなくとも予測可能な独自アルゴリズムを採用しており、更に登録済みデータを追加することでより高精度な予測が可能になるという。Bolteoの技術は東京大学での研究を基にしており、気象条件に対応した確率的なリスクを考慮する点で特に優れているとのこと。
同サービスは、APIを通して既存のエネルギーシステムとのスムーズな連携を実現する。異なるスケールのエネルギーマネジメント実施者に対し、予測データをスムーズに供給し、再生可能エネルギーの導入拡大を下支えするキーとなる。
家庭での使用、企業向け、あるいはより広範な規模のエネルギー管理を実施する事業者にとって、APIによる連携はエネルギーマネジメントの効率化をサポートする。発電設備事業者や電力需給管理を検討中のユーザーに、オンボーディングを最小限に抑えた直接的なソリューションを提供するためのWEBアプリケーションとAPIが存在する。
Bolteoはこのプラットフォームを、再生可能エネルギーの全面的なデータ活用の拠点とし、将来的には需要予測や市場価格予測機能を追加することで、カーボンニュートラル実現に向けた様々なエネルギーマネジメントのシーンでの活用を目指している。これにより、エネルギーデータの総合活用がさらに促進されることが期待される。