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Ryzen 9000シリーズにオススメしたい、ASUSのX870/X870Eマザーボード3選

2024年10月23日 13時00分更新

文● ジサトラユージ/ASCII 編集● ASCII

提供: ASUS JAPAN株式会社

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  2024年8月に、AMDの最新CPU「Ryzen 9000」シリーズが登場した。今回は「Ryzen 7 9700X」と「Ryzen 5 9600X」が先んじて発売されたあと、上位モデルの「Ryzen 9 9950X」および「Ryzen 9 9900X」が発売されるという2段階のローンチになった。

 これらの発売当初は、既存のAMD 600シリーズチップセットを搭載したマザーボードでの運用となっていたが、その後、各社から最新のX870/X870Eチップセット搭載のマザーボードが発売。

 ASUSでも、9月30日にX870/X870Eマザーボードを複数発表している。しかし多くのマザーボードが一斉に登場したことで、どういったマザーボードを選ぶべきか迷っている人もいるだろう。

 そこで本稿では、新しく登場したASUSのX870/X870Eマザーボードから、一押しのモデルを3つ紹介したい。マザーボード選びの参考になれば幸いだ。

そもそも、AMD 600シリーズのマザーボードと比べて何が変わったのか?

 マザーボードの紹介をする前に、まずは新しいX870/X870Eが、前世代のAMD 600シリーズとどのような点が異なるのか、大まかにおさらいしておきたい。

 これらのチップセットの主な仕様は、Socket AM5対応チップセットをまとめたAMDの公式ページで確認できる。

AMDが公開している、Socket AM5チップセットのスペックまとめ。これを見ると、X870EがX670Eと近いスペック、X870がB650Eに近いスペックになっている

 こちらを見ると、X870EとX670EはPCIeレーン数やUSB/SATAの対応数など、ほとんどの仕様は同じであるのがわかる。ではどこが異なるかというと、USB4の対応が「標準」(つまり必須)になっている点だ。X670EはUSB4の対応が「任意」であるため、必ずしもすべてのマザーボードで使用できるわけではなかったが、X870Eならすべての製品が使用できることになる。

 一方のX870は、型番通りに受け取るとX670と近い仕様に思えるが、実際にはB650Eの仕様とほぼ同じで、USB4対応が標準となったものだ。X670とはPCIeのレーン数やUSB/SATAの対応数などが異なっているので、構成選びの際にはしっかり確認しておきたい。

 ここだけ見れば大きな変化はないように思えるが、X670/X670Eチップセットのマザーボードは2022年に初めて登場したものであり、当然その後の技術の進歩やPC界隈のトレンドの変化もある。

 全体的な傾向としては、PCIe 5.0接続のSSDに対応するためのM.2 SSDスロット周りの変化や、Wi-Fi 7の対応などがわかりやすい。ASUSのマザーボードも、こうした点に注目だ。

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