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ABEJA、ABEJA Platformをアップデート

ABEJA
2024年10月10日

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ABEJA
~「ABEJA LLM Series」の拡充および統合で、適用範囲が大幅に拡大 ~




 人とAIの協調により「ゆたかな世界を、実装する」株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、ABEJA Platformが、生成AIをはじめとする最先端技術を、人とAIの協調により運用するプラットフォームにアップデートすることをお知らせいたします。
これはABEJA Platformに搭載した「ABEJA LLM Series」の拡充および統合に基づくものです。
 ABEJAは引き続き、特許の取得や事例の創出などに積極的に取り組み、ABEJA Platformの技術的優位性を強化してまいります。

 ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。また、「イノベーションで世界を変える」ビジョンに基づき、2012年からディープラーニング、2018年から大規模言語モデル(LLM)、2019年から量子コンピューティングなどの前衛的研究開発を積極的に行っており、研究開発成果を順次ABEJA Platformに搭載することで、社会実装に貢献してまいります。

 ABEJAは、経済産業省が立ち上げたGENIAC※1 の元、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に採択された案件においても、LLMに加えLLMがデータを効率よく取り入れられる周辺技術の研究開発を行っております。GENIACの研究開発の成果やプロセスより、ABEJAは、LLMの周辺領域に取り組むことが、経済合理性や実用性の向上につながると確信しております。

 ABEJA は、このたび、「ABEJA LLM Series」の大規模な拡充を行い、ABEJA Platformに統合いたしました。これにより、ABEJA Platformは、生成AIをはじめとする最先端技術と人とAIの協調を含めた導入プロセスを連携し、ミッションクリティカル業務における適用範囲を大幅に拡大します。

 具体的には、デジタル版EMSを標榜しているABEJA Platform上で、AIが主導する改善を実現することが可能となり、顧客企業はオペレーションを継続するだけで、高度化を実現できるようになります。

               図 人とAIが協調する「Human in the Loop」の仕組み

 ABEJAは、引き続き、ミッションクリティカル業務におけるABEJA Platformの開発・導入・運用を通して、産業構造の変革を推進します。

                       図 ABEJA Platform 概要

※1 GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge):日本の生成AI の開発力強化を目的とした経済産業省およびNEDOが推進するプロジェクト。
※2 第一期における当社発表および成果発表は以下よりご確認ください。
https://www.abejainc.com/news/20240202/1