次世代AI機能による性能とユーザー体験を最適化
GIGABYTE、AI統合を特徴とする次世代Z890マザーボードを発表
GIGABYTEは、新たにZ890シリーズのマザーボードを発表した。
Z890シリーズには、DDR5 XMP 9500以上のメモリ性能を実現する「D5 Bionic Corsa」技術が搭載されている。この技術は、AIによるオーバークロックの能力を向上させ、AORUS AI SNATCHエンジンによる自動オーバークロックが可能になっているという。また、HyperTune BIOSは信号の強化を促進し、ユーザーはワンクリックで最大性能を引き出せるとしている。
DIYユーザー向けに設計されたこのマザーボードは、WIFI EZ-PlugやEZ-Debug Zoneなどを備え、Wi-Fiの接続やトラブルシューティングが容易になっている。さらに、PCIeグラフィックスカードやM.2 SSDの取り外しも簡単で、あらゆるユーザーが自身のコンピュータをカスタマイズしやすい仕様になっている。
GIGABYTE独自のNPU Overdrive機能により、最新のIntel Core Ultraプロセッサーの性能を最大限に引き出し、AI能力を23%以上向上させることができるという。また、冷却システムも新たに改善され、VRMサーマルバランス・メカニズムを導入している。その結果、高負荷な状況でも効率的に動作し続ける設計だ。
Z890マザーボードは、次世代の有線・無線ネットワークをシームレスに統合。高性能なWi-Fi 7とGIGABYTEの指向性超高ゲインアンテナを組み合わせ、クリエイターやゲーマーにとって最適な環境を提供するとしている。