現場の”今”の状況を知るAIアシスタント「BizStack Assistant」、アラート受信機能を追加
MODE, Inc
IoT技術に生成AIをかけ合わせることで、あらゆる作業現場での働き方に革新を起こすMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンマテオ、CEO:上田 学、以下、MODE)は、2024年5月1日に正式リリースした「BizStack Assistant」をアップデートし、アラート受信機能を追加いたしました。
これにより、これまでメールやPC上でしか受信ができなかったアラートを「BizStack Assistant」経由で、ユーザーが普段使っているチャットアプリでも受信することができるようになります。
アラート受信機能の概要
新機能のアラート受信は、ユーザーが「BizStack」 Console上で設定したしきい値を超えるデータや異常状態を「BizStack Assistant」経由でリアルタイムに通知する機能です。これにより、例えば温度や振動の異常、機器の故障など、重要な情報を即座に把握することができ、迅速な対応を可能にします。アラート通知はメールだけでなく、SlackやMicrosoft Teams、direct(ダイレクト)など、ユーザーが日常的に使用しているコミュニケーションツールでも受け取ることができるため、現場担当者がすぐに行動に移すことができます。
アラートのイメージ
アラートのイメージ
業務効率化の効果
従来、現場作業員は現場の状況を把握するために、PCを利用したダッシュボードにアクセスする必要がありました。しかし「BizStack Assistant」とアラート受信機能の組み合わせにより、スマートフォンやタブレットからチャット形式で状況確認が可能になり、PCがない環境でもすみやかにアラートを確認することができます。特に、工事現場や設備の点検作業など、リアルタイムでの状況把握が求められる環境では、業務の効率化と安全性の向上が期待されます。
今後の展望
MODEは、IoTと生成AIの技術を組み合わせることで、より多様なデータをリアルタイムに分析し、音声や画像、テキストなど複数の情報を統合的に活用できる「マルチモーダルな現場」の実現を目指しています。これにより、現場での意思決定や対応がさらに迅速かつ的確になり、作業効率や安全性の向上を実現します。私たちは今後も技術の進化とともに、お客様のニーズに応える革新的なソリューションを提供し続け、現場業務の効率を支援してまいります。
MODEについて
MODEは、“現場”のDXを加速させるソリューション型IoTプラットフォーム「BizStack」を提供しているアメリカ・シリコンバレー発のスタートアップです。製造・物流、建設業界を中心にさまざまな業界に現場データ活用を浸透させ、ビジネスに変革を起こし、一歩進んだ社会の実現を目指します。
2023年6月に発表した「BizStack Assistant」は『現実の世界で起こっていることを一番よく知る”AI”アシスタント』をコンセプトとし、生成AIとリアル世界とを、現場データを介してつなぎ、刻々と変わる現場の状況に合わせて、自然言語で問いかけ/対話することで、皆さまの業務を支援します。
会社概要
会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
設立:2014年7月
事業内容:センサープラットフォーム及び関連ソフトウェアサービスの提供
URL:https://www.tinkermode.jp