Recept、proovyで日本初うたう選択的開示データ共有機能を提供開始
プライバシーに配慮した新たなデータ共有機能
Receptは、アプリ「proovy」にて、選択的開示機能の提供を開始した。
proovyはユーザーのデータを項目単位で選択的に開示することができ、プライバシー保護を強化する機能を持つ。この機能はVerifiable Credentials(VC)を使用しており、国内初の商用サービスとして提供されるという。
proovyでは、デジタル学生証や資格証明書を管理し、必要な情報だけを第三者に開示できる。例えば、年齢確認時には「20歳以上」という情報のみを、全ての情報を提示することなく提供することができるとしている。これにより、サービス事業者は必要最低限の情報だけを取得し、ユーザーのプライバシーを保護しながらサービスを提供することが可能になる。
また、学割や社員割、チケット入場など、個人情報の取得が不要なサービスで有用となる。さらに、サプライチェーンで企業秘密を公開せずにデータを流通させることもできるため、多岐に渡るユースケースが期待される。