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スタンミさんにVR Chat内でインタビューも実施!

スタンミさんの招待でVR Chat内イベント「Scream Garden」視聴、最先端の演劇と思える完成度に感激!

2024年09月21日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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今気になるのは全身トラッキング可能な「Motion Tracker」
色々な人を紐づけて共感を得ることでバズる

──VR機器には興味があったとのことですが、ほかに気になるVR機器はありますか?

スタンミさん:PICOの「Motion Tracker」を試してみたいです。

今は手しか動かないというスタンミさん。全身トラッキングが気になっているようだ

──足に付けたら全身のモーショントラッキングができるやつですよね?

スタンミさん:普段はトコロバとかニックとか、配信していない人とからんでいたので、自分のアバターが映ることはないんですけど、弟者さんと配信して、その動画を見直したときに、身体でいうと手しか動いていないんですね。だから、Motion Trackerを使って全身を動かしてみたいですね。

──VR Chatの動画がバズっていますが、戦略はあったのでしょうか?

スタンミさん:配信に出てくれた人のキャラクターを一過性のものにしないようにしています。できるだけ自分のSNSや配信でその人の名前を出すことで紐づけて、物語性を持たせるようにしています。

出会った人々と紐づけることが大事という

──紐づけるですか。

スタンミさん:何かと紐づいていると、人って見たくなるんです。例えばですけど、「デジモン」のことが好きで、デジモンの思い出がある人が別のコンテンツを見ているときに、ふとほかの人がデジモンの話をしたら、「おっ、この人も好きなのか」ってなって、仲間意識ができるじゃないですか。だから、VR Chatのコミュニティーで知っていたら得する人みたいな感じで情報をばらまいています。

──そこに皆さん集まってくるんですね。

スタンミさん:そうです。あの日のイベントにいた人が、この空間ではホストをやっていて、あのときの時間を共有していたあの人だ! みたいな感じですかね。

──そういった紐づけるといった考え方は、どのように身に付けられたんですか?

スタンミさん:ストリーマーとしてだけでなく、人生においても大事なことだと思っています。例えば、美容師さんと話していたら、映画好きっていうのがわかって、そこから(話題の)ジャブを入れつつ、コアな作品で一気にストレートを打ち抜くみたいな。

──なるほど。コミュニケーション術というわけですね。

スタンミさん:そうです。美容院での映画と、VR Chatで出会った人の話題というのは、同じような感じですね。その話題で共感して楽しむという点で。

配信者ベースの俳優を目指す
ロールモデルは大泉洋さん

今後は俳優業にも力を入れていきたいと語るスタンミさん。ただ、普通の俳優ではなく配信者ということを強みにしていきたいのだという

──少しVR Chatの話題からはそれますが、今後の野望はありますか?

スタンミさん:今は俳優ですね。ただ、俳優といっても配信者ということは大事にしていきたいです。自己紹介するときも、配信者と俳優をやっていると答えたいです。

──あくまでも原点は配信者だと。

スタンミさん:モデルとかもやっていて、色々なことに挑戦したいですが、それでも配信者と○○をやっているという言い方をしたいですね。

──強いコダワリがあるんですね。

スタンミさん:俳優さんって、プライベートがミステリアスな方って多いじゃないですか。だからその逆をやってみたいんですよね。

──逆?

スタンミさん:配信者として普段も視聴者と共有していますから。例えばムキムキの役が来たら、配信で視聴者に手伝ってもらったり、俳優の友達ができたらそいつとのヒストリーを語ったり。そういったところで普通の俳優とのギャップを生みだせたらいいなと思っています。

──なるほど。

スタンミさん:なので、目標というかロールモデルは大泉洋さんですね。演技している大泉さんはめちゃくちゃカッコいいのに、水曜どうでしょうにもどるとめっちゃ人間くさい。

──大泉さんにとっての水曜どうでしょうが、スタンミさんにとっての配信なんですね。

スタンミさん:そうです。俳優として活躍しつつも、「一生どうでしょうします」って言っているじゃないですか。俺にとっての配信はその感覚です。視聴者との距離感を遠ざけずに、俳優業もできたらいいなと思っています。

──ありがとうございました。

 VR Chatの話から、今後の野望まで話してくれたスタンミさん。配信者という枠を超え、俳優やモデルとしてマルチに活躍しながら、視聴者と距離感の近い配信も継続して行なっている。気になる人は、まずはTwitchの配信やYouTubeの動画をチェックしてみてはいかがだろうか。

 また、VR Chat内で今後どのようなコンテンツに触れていくのかも、気になるところだ。

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