Osaka MetroとPKSHA、白杖や車いす検知AI見守りシステムを導入。安全・安心を強化
高精度のAIシステムで見守り体制を強化
大阪市高速電気軌道とPKSHA Technologyは、画像認識技術を用いて白杖や車いすを検知する「AI見守りシステム」を共同開発し、9月25日からOsaka Metroの56駅に導入すると発表した。
「AI見守りシステム」は、既存の防犯カメラ映像から白杖や車いすを利用する人を検知し、駅係員に通知するシステムである。実証実験を経て検知率は90%以上という高い精度を確認したため、本格的な導入が決定した。
このシステムを導入することで、Osaka Metroは白杖や車いすを利用する人に迅速に気づき、必要なサポートを提供する体制が整うとしている。2024年度末までに56駅への導入を完了し、より便利で快適なサービスを目指す。