Shippio、物流事業者向けサービス「Shippio Works」を発表:デジタルとAIの力で国際物流を効率化
「Shippio Works」で国際物流の伝言ゲームを解消
Shippioは9月より、国際物流事業者向けのコミュニケーションプラットフォーム「Shippio Works」の提供を開始する。
「Shippio Works」は、物流事業者と荷主企業間でやり取りされる情報を一元化し、クラウド上で簡素かつ迅速に共有できるプラットフォームだ。従来の国際物流業務では、膨大な量の書類や連絡を電話やメールでやり取りする必要があったが、この新サービスにより、情報の転記漏れやブラックボックス化を防ぎ、必要な情報をリアルタイムで共有することが可能となる。
このプラットフォームは、既存のサービスである「デジタルフォワーディング」や「Any Cargo」とも連携できるため、さらにシームレスで効率的なコミュニケーションが実現する。また、AI-OCR機能も今秋に実装予定で、貿易書類の手入力作業を大幅に削減できるという。
物流業界は、労働力不足や業務の属人化といった課題に直面している。Shippioは「Shippio Works」を通じて、業務負荷を軽減し、標準化とオペレーション品質の向上を図ることで、業界全体の効率化を目指している。