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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第107回

【今月の自作PCレシピ】組み立てマニュアル付き! 自作初心者向けゲーミングPC

2024年09月14日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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インテルCPUの故障問題が心配?
問題が起こることはないCPUを選択してるので大丈夫!

Core i5-14500。軽い写真・動画の編集などからゲーミングまで、不足のない性能を発揮する14コア/20スレッドCPU

コスト面で優しく、取り付けもラクな空冷CPUクーラーのサイズ「FUMA3 SCFM-3000」を採用。なお、プラス1万円前後で、簡易水冷に変更することも可能だ

2基のファンを搭載することで、動作音を抑えながら、大型ヒートシンクに十分な風を送れる。CPUを静かにしっかりと冷やせる

高速な無線LANのWi-Fi 6搭載マザー
M.2スロットも3基装備

 マザーボードはASUS「TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4」を組み合わせている。今パーツ一式の構成相談をするユーザーが希望する機能のひとつで、有線ネットワークと並ぶ高速な通信速度を、面倒な配線不要で実現できる高速無線LANを標準で搭載している。

 さらに現在のストレージ(SSD)の主流となるPCI Express 4.0×4規格に対応している拡張スロット(M.2スロット)を3基装備している。容量100GBを超えることもあるゲームタイトルや、スマホなどで撮影した写真や動画を、残容量を気にせず、保存できるデータ用ストレージの追加も、容易になっている。

 また、PCが処理する際に使用する机の広さとも言えるメモリーだが、今回の紅谷さん提案の構成では、世代的には前世代に位置するDDR4の容量32GBで構成している。同じ32GBのDDR5と比べて、数千円も安価になっている。将来性では劣るが、パソコン全体に与える性能面への影響は小さいのもポイントだ。

ASUS「TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4」。コストダウンを図れるDDR4メモリー対応モデルを組み合わせている

電源回路を冷却する大型のヒートシンクや、SSDを冷却するヒートシンクを装備している。シックな黒色デザインもカッコいい

リアインターフェース。高速なデータ転送が可能なUSB Type-Cポートを含め、計6ポートのUSB端子を備えている。使い勝手に不満なしだ

信頼性に定評のあるCrucial製を組み合わせている。設定不要でDDR4-3200駆動するモデルを組み合わせているのもポイントだ

 Windows 11などを導入するメインストレージには、PCI Express 4.0×4規格の最速クラスのSSDに迫る転送速度を発揮するCFD販売の「DRV7400A」シリーズを組み合わせている。高速な読み書きで、Windowsやアプリケーションの起動からゲームのロード、写真や動画の保存などまで、さまざまな作業を待ち時間なしで行なえる。

さすが紅谷さんのチョイスだけあって、CFD販売「DRV7400A」は価格面も優秀で、1TBは1万円台前半となっている

性能を司るコントローラーは、定番のひとつとなる「PHISON PS5027-E27T」を採用している。公称の最高読み込み速度は7400MB/秒、書き込み速度は6100MB/秒と高速になっている

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