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GROUND、AIで配送計画を自動化する新機能をリリース

AIが物流業務を変革、新機能『DO』と『LO』が登場

 

 GROUNDは8月28日、自社開発・提供する物流施設統合管理・最適化システム『GWES』の新機能『Delivery Optimizer(デリバリー オプティマイザー)』と『Loading Optimizer(ローディング オプティマイザー)』の提供を開始した。

 『Delivery Optimizer(DO)』は、AIを活用して配送ルートの最適化やトラックへの積み付け計画を自動的に作成するもので、配送コストの削減やドライバーの労働時間短縮、そして業務の属人化解消に寄与するという。さらに、『Loading Optimizer(LO)』との連携により、トラックへ効率的に貨物を積みつけるための容積計算も行い、積載効率の向上を実現する。

 これらの新機能『DO』と『LO』は、『GWES』という総合管理システムの一部として提供されるが、『GWES』を導入していない企業でもAPIを通じて利用できる。実証実験では、小売業の企業でのチャーター便の台数を38%削減、卸売業の企業では宅配便や路線便の委託コストを30%以上削減したという。

 GROUNDは、物流をデジタル化し標準化することで、将来的な人手不足問題やコスト増加に対応する手段を提供。同行のAIアルゴリズムは、既にNTTロジスコの「輸配送計画自動化システム」でも採用され、その効果が実証されている。

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