エミウムの歯科技工基幹業務クラウド『エミウム クラウド技工』、大手口腔内スキャナーメーカーのデータ管理ソフト『Medit Link』とのAPI連携を開始
エミウム
~電子歯科技工指示書における口腔内スキャナーデータの自動連携が高いセキュリティレベルで可能に~
エミウム株式会社が提供する『エミウム クラウド技工』において、大手口腔内スキャナーメーカーであるMedit corporation(韓国)が提供するデータ管理ソフトウェア『Medit Link』との連携機能を提供開始しました。これにより、口腔内スキャナーデータの自動連携が高いセキュリティレベルで可能となるため、従来手動で行っていたデータのダウンロードやアップロードが不要になり、電子歯科技工指示書におけるデータ管理業務の効率化が実現できます。
2024年6月の診療報酬改定にて口腔内スキャナー(IOS)が保険収載されることが発表されました。患者の負担軽減や物理的変形がない高精度な印象データの採得などが期待され、多くの歯科医療従事者から注目を集めています。その一方で、「そのデータをどのようにクリニック側とラボ側でやりとりすべきなのか?」という点についても議論が活発になってきている状況です。例えば、今まで通りメールなどでのやりとりで事が足りるのか、あるいは、各種口腔内スキャナーとの3Dデータ送受信環境を整えたり、歯科技工指示書の電子化の準備をしたりすべきなのかなど、セキュリティ観点も踏まえてクリニック・ラボ双方でのシームレスなデータ連携やコミュニケーションが求められつつあります。
こうした課題を解決する一つの手立てとして、エミウムの歯科技工基幹業務クラウド『エミウム クラウド技工』は、口腔内スキャナーメーカー「MEDIT」のデータ管理ソフトウェアとの連携を強化します。これにより、クリニック側はMEDITの口腔内スキャナーで採得した口腔内スキャンデータをエミウム クラウド技工側から直接確認することができ、そのまま電子歯科技工指示書と一緒に3Dファイルをラボ側に送信・発注することができます。
エミウムクラウド技工では、今後もクリニック・ラボ間における電子歯科技工指示書機能の利便性を向上させて、歯科技工物の受発注業務の効率化、データ管理業務のシンプル化などをサポートする機能群を開発・提供してまいります。
『Medit Link』と連携する際の画面イメージ
※『Medit Link』との連携には『Medit Link』のアカウント登録が必要です。
『Medit Link』と連携する際の画面イメージ1
『Medit Link』と連携する際の画面イメージ2
■『エミウム クラウド技工』について
『エミウム クラウド技工』は、「ワンチームの歯科技工へ」をコンセプトに、電子歯科技工指示書やラボ間取引にも対応する歯科技工業務に関する業務を効率化するクラウドソフトです。
URL:https://dt-lp.emium.co.jp/
■エミウム株式会社について
エミウム株式会社は、「歯科医療・歯科技工の原動力を生み出すインフラをつくる。」という企業ビジョンを掲げ、歯科医療・技工技術、デジタル製造技術、AI技術を融合した事業の開発と提供を手掛けるデンタルテックスタートアップです。創業以来、大学病院との研究連携や歯科医院・歯科技工所など国内外の関係各所とのディスカッション・協業を通じて業界課題を特定し、日々の歯科技工業務の効率化をサポートするためのデジタルソリューションの開発、および、デンタルプラットフォームの構築・提供を行っています。
【エミウム株式会社 会社概要】
会社名:エミウム株式会社
本社所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-36-2-3F
設立:2020年11月
代表者:代表取締役 稲田 雅彦
事業内容:歯科向けクラウドソリューション事業、歯科領域サプライチェーン事業、ウェルネスサービス事業
URL:https://corp.emium.co.jp
主要サービス:
歯科技工基幹業務クラウド『エミウム クラウド技工』 https://dt-lp.emium.co.jp/
ミリングセンター『エミウム 技工センター』https://lab-lp.emium.co.jp/