パナソニックは8月28日、「代理応答」機能を搭載したテレビドアホン「VL-B35AL」を発表した。10月24日に発売する。
警察庁では宅配業者を装った強盗等に対する防犯対策として、宅配業者と連携し置き配など非対面での荷物の受け取りを推進しており、パナソニックが実施した調査でも宅配業者からの荷物の受け取りに関しては「対面で荷物を受け取りたくない」といった要望が多いという。
VL-B35ALが搭載する代理応答機能は、呼び出しの際に応対者に代わって来客や宅配業者に応じた応答メッセージで応対できるもので、着信中に「用件確認」または「置き配」の操作ボタンを押すことで、相手に用件を確認する応答メッセージを流したり、宅配業者へ置き配を依頼する応答メッセージを流すことができる。
置き配の応答メッセージは、着信時に常に自動でメッセージを流す設定も可能。また、「外にも火災警報」機能も搭載しており、住宅用火災警報器と連動して、玄関子機からも警報音と音声、LEDライトの点滅で火災を屋外に通知できる。
デザインも一新され、幅広い住宅のインテリアに調和するよう、屋内の親機には壁になじむ柔らかな白を、玄関の子機にはマットな黒を採用。価格はオープンプライス。