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MITテクノロジーレビュー

新モンスター「チャタカブラ」と「ドシャグマ」との戦いを体験

「モンスターハンターワイルズ」先行プレイ、新要素で狩猟が快適かつ奥深くなる!

2024年08月24日 12時00分更新

文● でんこ 編集●八尋/ASCII

武器に新アクションも追加。狩りの楽しさが向上

 各武器には新たなアクションや機能が追加され、戦闘の幅が広がっている。

 大剣には「相殺切り上げ」という新アクションが導入されていた。これは△ボタンと○ボタンを同時に長押しすることで発動する技で、モンスターの攻撃に大剣の攻撃をぶつけるアクションとなる。いわゆるパリィのような役割だ。

 タイミングよく発動させることで、モンスターの攻撃を相殺しつつ反撃を加えることができるというアクションだ。このアクションを当てるためには、ある程度戦闘に慣れている必要があるが、上手く使いこなせば戦況を大きく変える可能性を感じた。

 ハンマーには新たに「渾身溜め」という機能が追加された。通常の溜め攻撃をさらに溜めることで「渾身溜め」状態となり、最大まで溜めると「渾身溜め叩きつけ」という強力な攻撃が繰り出せる。この攻撃は大きなダメージを与えられる反面、当てるのが難しい技だった。

ハンマーの新技「渾身溜め」

弓には「導ノ矢」という新アクションが実装された。武器毎に用意された新アクションにより、戦い方の幅がより広がる

 また、弓には「導ノ矢」という新アクションが実装された。R2ボタン長押しと□ボタンを組み合わせることで発動し、矢に追尾機能を付与する。この技を使うことで、動き回るモンスターに対しても命中率を高められそうだ。

 これらの新要素は、各武器の特性を際立たせるとともに、プレイヤーの戦術の幅を大きく広げている。従来のアクションに慣れたプレイヤーにとっては新たな遊び方になるだろう。

「フックスリンガー」と環境を使った戦い方が面白い!

ドシャグマは群れをなして行動している

 戦闘で印象に残ったのが「ドシャグマ」との戦闘だ。ドシャグマは群れをなして行動していたのだ。そのまま戦闘すると囲まれて戦闘どころではない。

 それではどう対処するのか。今回は「スリンガー大こやし弾」を使用した。これを群れに向かって打ち込むと群れで行動するモンスターが散開していき、単体との戦闘に持ち込むことができたのだ。大型モンスターの群れを散り散りにさせて戦うというのは、狩猟によりリアルな感じが生まれるので、面白く感じた。フックスリンガーはこやし弾だけでなく音爆弾なども装着できるので、モンスターに合わせて使い分けることになりそうだ。

シームレスにクエストが始まるのも特徴だ

 また狩りの面ではシームレスな移動が実現されたことも大きい。プレイヤーはロード画面に阻まれることなく、広大なフィールドを自由に探索できるようになった。これにより、ゲームの没入感が大幅に向上し、よりリアルな狩猟体験が可能となっている。

 シームレスな探索により、モンスターの追跡や資源の収集がより直感的かつ効率的になった。これはゲームにより没入感をもたらす体験だった。

 本作をプレイして感じた感想はシリーズの正統進化系であり、遊びやすさが増した作品ということだ。筆者は熟練ハンターとはいえない腕なのだが、そんな筆者にとっては集中モードで狙った方向を攻撃できるのはかなり快適だった。

セクレトに乗ってシームレスにフィールドに移動する。この没入感はなかなかのものだ

シームレスにクエストが始まるのも特徴だ

 また、セクレトを使った武器の切り替えや、自動移動などは、戦闘の幅を拡げる意味でもそうだし、初心者プレーヤーにはプレイの快適さを向上させる要素でもある。

 だが、それは難易度が下がったというわけではない。敵の攻撃をちゃんと覚えたり、それにあわせて回避するというようなハンティングの基本的なところはもちろん必要だからだ。そういう意味では、モンスターハンターらしい狩りの楽しさと、新しいアクションや心機能による快適性が増したいいとこ取りな感覚だった。

 今回プレイできた要素は少なかったが、もっともっとプレイしたくなるほどの魅力を感じる作品だった。まだ、発売年しか発表されていないが、すでに発売が心待ちになった。

【ゲーム情報】

タイトル:モンスターハンターワイルズ
ジャンル:ハンティングアクションゲーム
販売:カプコン
プラットフォーム:PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)
発売日:2025年予定
価格:未定
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
CERO:審査予定

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