JN-245GT180FHDRをレビュー
180Hz駆動の液晶が1万9800円ってマジ!? PS5と組み合わせてもコスパ◎な格安モデルの実力は?
提供: 株式会社JAPANNEXT
スタンドはドライバーレス仕様
傾きを調節するチルト機能を装備
JN-245GT180FHDRの外観は黒一色で落ち着いた雰囲気だが、液晶パネル下部に記されたシルバーのJAPANNEXTロゴが印象的だ。背面のスタンド接合部は円状に点灯するLEDが備わっており、壁などにその光を反射し、ゲームの高揚感を得ることができる。なお、このLEDは虹色に光り、OSDメニューからオン/オフを切り替えることが可能だが、色を固定したりすることはできない。
液晶パネルのベゼル幅は1.8mmしかない極狭額縁デザインで、液晶パネルの非表示幅を合わせても6.3mmほどしかなく、ゲームや動画をフルスクリーンで表示した際の迫力はかなりもの。また、安価な点を活かし、複数枚並べてマルチディスプレー環境を構築してもベゼルがあまり気にならないのはメリットだ。
スタンドは長方形の台座に楕円形の円柱を組み合わせたタイプ。台座も支柱もかなり軽量なのだが、台座が230(W)×200(D)mmと広めのため安定感は良好だ。また、スタンドと支柱はツメを引っ掛けるだけで固定でき、液晶パネルにもツメを掛けるだけなので、組み立てにドライバーを必要としないあたりは使い勝手に優れている。
支柱の高さは315mmほどだが、高さ調節機能が用意されていないのは残念。ただ、前方に-5度、後方に+15度の傾き調整、いわゆるチルト機能は備わっているので、ある程度の調節は可能だ。さらに、支柱には下部に穴が設けられているため、そこにケーブルをまとめることができる。また、支柱の接合部の裏には75×75mmのVESAマウントも搭載しているので、別途アームやスタンドを使用できるなど使い勝手はいい。
背面の映像入力端子は、DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×2という構成。どの入力端子でも解像度1920×1080ドットでリフレッシュレート180Hzをサポートしている点はありがたい。なお、パッケージにはDisplayPortケーブルは用意されていないが、約1.5mのHDMIケーブルが同梱されている。PCやゲーム機などでHDMIが利用できない場合はほとんどないため、付属のHDMIケーブルだけでも困ることはないだろう。
OSDメニュー操作用ボタンは、液晶パネル右側の底面に配置。前方からアクセスしやすく操作性は良好だ。5つのボタンが並んでおり、OSDメニュー非表示時は、左から「メニュー表示」「音量調節」「照準点の表示」「入力ソースの切り替え」「電源のオン/オフ」となっている。
また、OSDメニュー表示時は左から「項目の選択、決定」「メニューを下に移動、または数値を下げる」「メニューを上に移動、または数値を上げる」「メニューを戻る、または閉じる」となっている。電源ボタンは変わらない。
24.5型らしく場所を占有しないサイズ感
FreeSync/G-SYNC Compatibleを利用可能
JN-245GT180FHDRを机上に設置したところ、幅は600mm弱、奥行きは200mmほどしか占有しない。24.5型らしくあまり場所は取らず、圧迫感もさほど感じない。重量も約3.2kgと軽量なので、設置も容易だ。
そして、実際に使ってみると、輝度の高さと白色の美しさが目に留まる。TN方式ではあるものの、IPS方式と遜色のない発色のよさには脱帽だ。また、色温度は工場出荷時で「ユーザー設定」になっており、これは赤緑青の各色が中間の50に設定されているものだが、OSDメニューでは寒色や暖色に変更できるほか、各数値を細かくカスタマイズすることも可能だ。
また、「GeForce RTX 4080 SUPER」搭載PCに接続してみたところ、「G-SYNC Compatible」として動作した。つまり、GeForceシリーズのビデオカードでも、FreeSyncを有効にすることで、スタッタリングやティアリングを抑えることが可能ということだ。これはゲーマーにとってかなり魅力的だ。
さて、実際に『フォートナイト』や『Apex Legends』、それに『VALORANT』などのゲームをプレイしてみると、応答のよさが実に心地よい感触だ。リフレッシュレート180Hzの恩恵は確かにあり、60Hzとはかなりの差を感じる。キャラクターの移動や場面転換でも残像は見られず、高い応答速度による機敏な操作感は快適なゲームプレイを実現していると言っていい。
さらに、JN-245GT180FHDRはPlayStation 5のモニターとしても使い勝手がよさそうだ。PlayStation 5の120fpsモードもJN-245GT180FHDRであれば使用でき、ゲームの快適性が向上する。
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