赤いバラのような部位を持つ鋏角種「ラバラ・バリナ」もお披露目

『モンスターハンターワイルズ』新モンスター「レ・ダウ」や「サポートハンター」など新情報が特盛!

2024年08月21日 14時45分更新

文● Zenon/ASCII

 カプコンは8月21日、PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに開発中のシリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』について、ドイツのケルンで行われた「gamescom Opening Night Live」でプロモーション映像③を公開した。ゲームの発売時期は、2025年の予定。

 本記事では、新映像とともに明かされた最新情報をお届けしよう。

●主人公たちが新たに足を踏み入れるフィールド「緋の森」

 隔ての砂原を流れる川を遡った先に広がる水の豊かな森林のフィールド。緋の森に足を踏み入れた調査隊は、赤い水に満たされた水辺を目にすることになる。

●鋏角種の新モンスター「ラバラ・バリナ」

 緋の森に棲息する鋏角種(きょうかくしゅ)。腹部を展開させる際の様子が大輪の花のように見えるため「刺花蜘蛛(しかくも)」とも呼ばれる。脚部を巧みに使い、素早い動きで獲物を追い詰める。

綿毛を降らし触れたものをしびれさせて獲物を拘束する

モンスター同士の縄張り争い

●変貌するフィールド

 ダイナミックにその姿を変貌させる広大なフィールドは飢えた肉食モンスターが群れて争う過酷な「荒廃期」と、「異常気象」を経て迎える豊かな生命が溢れる「豊穣期」という二面性を持っており、ひとところにいたとしても、時によってまったく異なる表情を見せる。

 フィールドによってもそれぞれの環境で見せる姿は異なり、異常気象が発生するとその生態系の頂点を司る強大なモンスターまでもが姿を現す。

 変貌するフィールドとその中での人々や生物たちの在り方の変化には、さまざまな驚きや発見がある。

「隔ての砂原」の荒廃期

「隔ての砂原」では異常気象として雷鳴が轟く「砂嵐」が発生する

「隔ての砂原」の豊穣期

●「隔ての砂原」の生態系の頂点に君臨するモンスター

 それぞれのフィールドの生態系の頂点に君臨する捕食者が登場する。

レ・ダウ

 隔ての砂原、その生態系の“頂点”に君臨する飛竜種。大規模な落雷をともなう砂嵐に適応しており、目撃例も同気候時のものが多い。

高い帯電能力で増幅された放電攻撃は極めて危険。「煌雷竜(こうらいりゅう)」とも呼ばれる

●禁足地調査隊に所属するハンターとオトモアイルー

オリヴィア

 ハンターズギルドの禁足地調査隊の一員。使用武器はハンマー。ギルドからの特殊な依頼を請け負って活動していたところ禁足地調査隊として指名される。任務につく傍らサポートハンターとして主人公の要請にも駆けつけてくれる。

アトス

 オリヴィアをサポートするオトモアイルー。長毛種のエリートオトモ。

●救難信号と新要素「サポートハンター」

 クエストが始まると救難信号で世界中のハンターへ協力要請を送り、最大4人のハンターでモンスターの狩猟に挑むことができる。さらに、オンラインでのマルチプレイに加えてシングルプレイ時にも、NPCのサポートハンターとともに多人数の狩りを楽しむことも可能。

サポートハンター

 救難信号を発信して一定時間経過してもほかのプレイヤーが集まらないときは、NPCのサポートハンターが駆けつけてくれる。

 救難信号によるマルチプレイ時の最大参加人数やサポートハンターの参加有無などはクエストカウンターの設定から変更でき、「プレイヤーのみ」「サポートハンターのみ」など好みに合わせた設定が可能。

●活動拠点となるベースキャンプ

「隔ての砂原」のベースキャンプ

 調査隊が各地で調査を行うために設置された活動拠点。ハンター自身のテントのほか、アイテムの購入や食材の配給、武器や防具を作ってくれる加工屋など、狩りに必要な設備が整っている。

●「隔ての砂原」で生きる人々

 フィールドには古くからその地で暮らす人々の集落も存在する。各地の環境に適応した生活や文化が構築されており、住民ひとりひとりがそれぞれの生活を営んでいる様子を目にすることができる。

風音の村 クナファ

 風音の村 クナファは「隔ての砂原」にある村で、乗用動物「セクレト」の故郷でもある。また、草食モンスターを家畜化した畜産が盛んで、その乳から作るチーズが特産品。

●広大なフィールドを探索する手助けとなる新要素

 ハンターはこれまで以上に広大かつ未知のフィールドをさまざまな目的で探索することとなる。また、探索中にフィールド上のモンスターをターゲットに設定して、その場でクエストを開始することもできる。

※進行状況や特定の状況下では、一部モンスターをターゲットに設定できないことがあります。

 そのような環境での調査活動の手助けとなるのが、探索に同行してくれる編纂者とオトモによるアドバイスやサポート、そして乗用動物のセクレトや新たな道具の数々だ。

食事

 いつどこにいても「携帯焚き火台」で携帯食料を調理して食事をとり、体力などのステータスを一定時間上昇させることができるため、安心して、継続狩猟を行うことができる。

携帯焚き火台では「肉焼き」でこんがり肉を作ることも可能。こんがり肉を食べると体力の上限が最大まで上昇し、体力とスタミナが回復する

簡易キャンプ

 広大なフィールド上にあるいくつかの「候補地」に、決まった数の「簡易キャンプ」を設置できる。簡易キャンプではアイテムや装備の入れ替え、クエストの受注などが可能で、ファストトラベルの目的地やダウン時の復帰地点としても活用できる。

●進化したハンティングアクション

 多彩な武器や装備と新たなアクション。モンスターの行動や環境を見極めながらの狩猟は新たな進化を遂げる。

鍔迫り合い

 一部のモンスターの攻撃をガードした際に発生することがある攻防。モンスターを押し返し、体勢を崩したところに追撃を狙うことができる。

相殺(※一部の武器種のみ使用可能)

 一部の武器種でモンスターの攻撃に合わせて特定の攻撃アクションを当てると、モンスターを弾き飛ばす相殺が発生する。また、相殺から強力な追撃に派生できることもある。

●全14種の武器と「集中モード」を紹介する動画が公開中!

 『モンスターハンターワイルズ』では2つの武器を装備することができ、狩猟中にも乗用動物「セクレト」に騎乗して武器の切り替えが可能。それぞれ特徴やアクションが異なる多彩な武器種から、何を選ぶのかはハンター次第!

 引き続き『モンスターハンターワイルズ』の情報に、期待しよう。

 

【ゲーム情報】

タイトル:モンスターハンターワイルズ
ジャンル:ハンティングアクションゲーム
販売:カプコン
プラットフォーム:PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)
発売日:2025年予定
価格:未定
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)※クロスプレイ対応
CERO:審査予定

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