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世界最大手のマイクロモビリティ企業Limeが日本上陸 「電動シートボード」と「ヘルメットセルフィ」機能が話題に

 世界最大手のマイクロモビリティ企業、Lime株式会社が8月19日より、東京の渋谷区、新宿区、目黒区、世田谷区、豊島区、中野区の6エリアで新サービスを開始した。今回の注目は、「電動シートボード」と業界初をうたう「ヘルメットセルフィ」機能だ。料金は基本料金100円+30円/分で、LimePassという月額プランも提供している。

 今回のリリースでLimeが提供するのは2種類の電動マイクロモビリティ。通常の電動キックボード「Lime S4.1」と、座って乗ることができる「電動シートボード」だ。いずれも最高速度は通常モードで20km/h、歩行モードで6km/hと設定されている。また、「ヘルメットセルフィ」機能を搭載し、ヘルメットを被ったセルフィを撮影して送信すると料金割引が受けられるという。

 「Lime S4.1」は、長さ135cm、幅59cm、高さ118cm、重量34kgで、公称電圧51.66V、容量18.3mAhのバッテリーを搭載している。「Lime S4.1 with seatkit」は若干大きめで、長さ138cm、幅60cm、高さ119cm、重量40kgとなる。いずれも空気入りゴムタイヤを採用し、後輪駆動である。また、アプリから簡単に予約可能で、導入初期においては渋谷、新宿、目黒、世田谷、豊島、中野の各エリアで利用できる。

 Limeは安全性への取り組みも力を入れている。乗車前にアプリで安全教育を受け、事前テストに合格する必要がある。また、「ヘルメットセルフィ」機能でヘルメット着用を促進し、事故防止にも努める。違反の多いユーザーには、利用停止や違反金といった厳しい対処を予定している。

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